キャストが2人欠席なので、拠ん所なく早枝子・茉莉のいつものシーンを抜き稽古。一番数をこなしているだけあって、一番仕上がっています。それにしてもここ数日のK本の上達は著しいものがあります。素直に感情を解放しようとする姿勢が、いい結果を生んでいるのだと思われます。問題は、ついつい段取り芝居になりがちなこと。「ここで止まって上手を向いて一拍おいて」ではなく、役柄の気持ちを掴んでそれを味わいながら演じるのを忘れずに。それが出来てさえいれば、計算なんかしなくたって芝居は成立するはずです。
午後はミチを中心にいくつか。ミチは登場人物の中で一番陰の部分が見え難いキャラクターです。もしかしたら一番つらい過去を背負っていて、現在も一番つらい状況にある人物なのですが、それとわかる具体的な台詞が少ないので印象が薄くなってしまいます(それを提示するシーンも終盤近くですし)。何とかしなければなりません。

