今日も今日とて合宿所にお籠もりです。「お籠もり」と聞くと、「明烏」を連想する顧問は落語フリークです。とりわけ故志ん朝師匠の「ああ、あそこはお前、霊験あらたかだよ」などは大好きですね。
さて、第3場、下人と髪の女の会話のシーンを抜き稽古。D口が少しずつ掴みかけているらしいのですが、まだ変な癖が色々あって邪魔をしています。一方U原は、笑いの演技は実に上手なんですが、泣くのが下手。「ちょっとそこで『泣き』入れてみて」と注文しても、「へあぁ~...」とか云ってテンションが下がるだけなんですね。
もうK藤先生と一緒になって、二人をいじめまくって。8時過ぎたので最後の場通しをしたら、何故かいきなり良い出来。どうしたのかと思ってよく観ると、自分の不甲斐なさにU原がベソかいていたのでした。道理で「泣き」にリアリティがあった訳です。よし、これからこのシーンはこれで行こう!
でもよく考えたら、夜中の8時過ぎに女子高生泣かせて喜んでるんですから、とんでもない奴です、この顧問は。

