第58回の中央大会が始まりました。
上尾南はロビーで警備とかのお手伝い。ていうか本当の当番は明日なんですが、「使って下さい」って顧問が勝手に頼んじゃったのでした。去年までは出演側でスタッフさんたちのサービスを受けまくっていたんですから、こういう時にご恩返しをするのは当然なのです。
さて、今年も素晴らしい大会でした。
新座柳瀬高校さんは名作「修学旅行」を活き活きと演じてらっしゃいました。初っ端の舞台であれだけ笑いが起これば大成功でしょう。生徒会長のノミヤさんは、撤収の掃除もそこそこに、本当に修学旅行に旅立たれていました。
大宮開成高校さんは、若林一男先生の往診を参考に、地区大会とは装置も演出も台本も手直しされていました。テンポアップして、内容もすっきりとして大変良い舞台でした。
県陽高校さんは江戸時代の剣術道場を舞台に親子の愛憎劇。高さのあるセットとプロジェクターを効果的に使った舞台で、全員女の子ながらも迫力のある殺陣がセールスポイント。模造刀を拝見しましたが、刃こぼれの跡が激しい稽古を物語っていました。
久喜工業高校さんは、人生のミステリーバスツァーを抽象舞台を効果的に用いて描いてました。舞台の前後に並んだグレーの縦長のパネルに回転灯が当たると、明かりが手前から奥に次々に走って見えるのがとても格好良くて印象的でした。芸術劇場のスタッフさんも褒めておられました。
東京農業大学第三高校さんの芝居はロボットとロケットが出てくるSF話。もうそれだけで嬉しいのに、顧問の好きな自動ドアまであるんですから、セット見てるだけで大満足。しかも黒紗は使うし流れ星は流れるしロケットは打ち上がるし白紗でスクリーンが表現されるし。ここは年々グレードアップしてます。ダンスも日本工学院に習いに行ったというこだわり具合。リハから立込から舞監のS田さん大活躍でしたね。
そして何と云っても秩父農工科学高校さんの舞台が見事でした。企業買収話をコミカルに描きながら、自分の体が別物である不安感を巧みに表現されていました。また、ここは毎年舞台装置が素晴らしいのですが、今年のセットも凄い出来映え。センター奥にモニュメントのような巨大な鉄の塊があって、煙が吹き出すはストロボが光るは台詞に合わせてライトが点滅するはドアが開くは中に人が入ってしまうは(笑)。思わず道具置き場でしげしげと見入ってしまいましたが、パイプやらケーブルやらが絡みついていて、錆が浮きまくっている具合などはもう。「神は細部に宿る」をそのまま表したような大道具でした。

