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卒業式

2010年3月12日

大勢いるね卒業生たち上尾南高校は今日が卒業式でした。厳粛で、校歌の歌声がとても大きくて、何処に出しても自慢できるほどよい卒業式でした。ご来賓の中学校の校長先生方にも、本校のよいアピールになったんじゃないかと思います。
放課後はアトリエ教室で、恒例の送別会をしました。久し振りにフルメンバーが勢ぞろい。改めて見ると沢山いますね。部員増えたなぁ。
例のダンス豪華記念DVDセット在校生から花束と寄せ書きの色紙を送られて、一人一人が答辞を述べて、途中で在校生全員でダンス踊ったりして。顧問からは、これまた恒例の記念DVDセットをプレゼントしました。
この代は、1年の時のサマフェス、卒業公演、2年の時の高文連壮行会公演と、一番舞台を踏んだ回数が多い世代でした。おまけに2年の夏には全国大会の視察にまで出かけました。つまり、演劇部が最も忙しい時期の部員だった訳です。幾多のイベントを共にやってきたのに、それがもう卒業とは、感慨もひとしおというものですね。新しい門出に祝福を送ります。みんなの前途に幸多からんことを!

以下、卒業生諸君の思い出です。

S谷は一番真面目に練習に参加し続けた部員です。「人間未満」では、その美脚が好評でしたね。「夏芙蓉」のサエ、「明日の日記のつづり方」のゆかと、真正面から役作りに取り組む誠実さが際だっていました。頭脳も緻密で、音響スタッフとしても大変優秀でした。温厚でいつもニコニコしているのが、貴重な緩衝材として部の雰囲気を和らげてくれてました。それでも3年生ともなれば、時折M呂をビシッと叱りとばしたりする貫禄もついてきて、頼もしかったです。顧問はそのスマートな後ろ姿に、サバンナを悠然と闊歩するキリンを重ねて思い描いていたものでした。
U原は「人間未満」「黒マント」「羅生門」と舞台に出演して、低音の美声と思い切りのいい動きでお客さんを楽しませてくれました。特に「羅生門」で上尾南が県の優秀賞に輝いたのも、一つには髪の女を演じた際の、体当たりの演技の迫力があったからでしょう。卒業式まで多目的室に通って稽古し続けたのは、2年前のS井以来です。演劇好きが昂じて、この春からは大学で演劇の勉強をすることになっています。
K山は勘が良くてイメージが豊かで明るくて、的確でかつ自信に溢れた堂々とした演技で上南の芝居を引き締めてくれました。器用で何でもできてしまうのが取り柄でもあり、また短所でもあったと、顧問は思っています。でも頭の回転が速くて積極的なので、立て込みの時など、気軽に脚立に昇っては率先して高所作業をしてくれたりしてました。「羅生門」の立て込みで、あの巨大なセットを誘導する「イチ、ニ、イチ、ニ」のかけ声は、連盟の先生方の脳裏に強く焼き付います。
K池は2年からの途中入部でしたが、瞬く内に頭角を現して、いつの間にか部の中心的存在となりおおせてしまいました。物怖じしない、人見知りしない性格と、ズケズケとした物言い、テキパキとした仕事ぶり、それに柔軟なバランス感覚と全体を見通せる広い視野の持ち主で、「明日の日記の...」では舞台美術担当でありながら、転換の指揮やスケジュールのマネジメントまでこなして、実質的な舞台監督でした。実に頼りになるスタッフでした。
Mも途中入部組で、ずっと照明を担当してくれました。K池と対照的に温厚極まる性格で、常に悠然としてマイペースなその存在に、人間関係のトラブルが多かったこの代はどれだけ癒されたか分かりません。「羅生門」の稽古で雷を光らせる時の「チカチカ」は今でも語り草です。仕事ぶりも真面目で誠実で、有能なスタッフでした。ホワッとした笑顔で繰り出す「握手してください」攻撃で、劇場のスタッフさんとすぐに仲良くなれるのが特技でした。
S井は一貫して老け役(おばちゃん)専門で、またそれが大変上手でした。本人としてはもっと若い役もやりたかったとは思いますが、大人を演じられる役者が少ない高校演劇では得難い人材でした。残念ながら途中で一時部から抜けてしまいましたが、「明日の日記の...」で復帰した時はブランクを感じさせることなく、感心するほど見事な母親像を演じきってくれました。
S石はY口が抜けた後の代役として客演してくれたのが縁で、入れ替わりに入部してくれました。本人的には二枚目なのに客観的には二枚目半で、フラのあるキャラがいい味を出していました。ちょっぴり頼りない処があるけれど、頼まれ事があると、どんなに損な役回りでも必ず快く引き受けてくれるので、困った時にはついつい甘えて頼み事をしてしまったものです。演劇部で一番アテにできる人でした。
Y口は1年のサマフェスまでの在籍でしたが、その後も折に触れて駆けつけてくれて、仕込みやバラシを手伝ってくれたり、的確な駄目出ししてくれたり、ずっと演劇部に関わり続けてくれました。その名の通り誠実な男で、温厚で義理堅く親切な人柄で、顔を出してくれた時はいつも、顧問は何だか本当に安心できたのでした。

みんな元気で!

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