本番前日

県民活動センターにてリハーサル。セットの組み合わせにもたついたり、画鋲が何故か足りなかったりと、やはりありましたアクシデント。赤マジックを忘れて来たり、馬鹿棒積み込むのを忘れたりと、やっぱり続出トラブルの山。でも赤マジックについては、ちゃーんと顧問が用意していましたからね。「何でも持ってるんだよこの顧問は。良くできてるよね。偉いよね」とか、がなりマイクをオンにしたまま自慢してたら、スタッフさんに笑われてしまいました。
まぁ、それでも何とか照明作って音響レベルチェックを終えて、きっかけ稽古も一通り出来て、75分ジャストで撤収完了できました。なんと釘チェックまでできてしまいました。去年の不手際が嘘みたいです。ああ、なんて成長したんだ君達。オイラは嬉しいぞ(T^T)b。
でも、これで済まないのが上南演劇部です。明日の本番でも、きっと何かあるに決まっています。ああ楽しみ(2回目)。
リハーサルを終えて学校に戻って、最後の通し稽古。キャストの全員、気合いが入ったとてもいい芝居でした。終了の合図で手が叩かれた瞬間、観ていたスタッフやK藤先生が思わず拍手していました。それ位よい出来でした。よしよし。後は明日の本番に備えてゆっくり休んで下さい。
リハーサル
2008 年 9 月 26 日あと少し!
2008 年 9 月 25 日本番2日前

明日のリハーサルを前に、1本通してみました。昨日の稽古の後、D口に舞台に立つ心構えみたいなものを懇々と説教したのですが、今日はグッと良くなりました。オープニングの第一声だけで、夕べ随分稽古してきたのが感じられます。まだ物足りない感じは否めないものの、昨日とは別人のような出来映えでした。よしよし(^^)。
さてこうなると今度はU原に注文を付けたくなります。例の「ヤジロベエ効果」ですから、これは仕方のないこと。考えて分からなければ動いてみよう。ホラ、杏より梅が安いって云うじゃない(ちょっと違うか)。
リハリハ2
2008 年 9 月 24 日本番3日前
合宿所でもう一度リハリハをやってみました。暗転明けのきっかけとか役割分担とか、大分詰まってきたようです。これで何とかなればいいのですが、そうは問屋が卸さないのが上南のリハーサルです。きっと何かアクシデントやトラブルやハプニングがあるに違いありません。ああ楽しみ(笑)。
その後しばらくぶりの通し稽古。引退した3年生も観に来てくれたのですが、テンションが低くてノリの悪い出来でした。疲れがたまっているのかもしれません(ランニングサボってるからだゾ)。ここが踏ん張り処だ、しっかりしようよ。心の中の炎を掻き立てよう。泣いても笑っても、明明後日は本番だよ。
リハリハ
2008 年 9 月 23 日本番4日前

秋分の日ですが、ツクツクホーシやヒグラシがまだ鳴いています。でも空気は乾燥して爽やかですし、空には鰯雲が浮かんでいます。いつの間にか秋になってしまいました。
午前中は、相変わらず第7場の抜き稽古。午後は体育館で、明明後日のリハーサルのリハーサル─略して「リハリハ」。大道具の立て込みにもたついたので、都合3回練習した結果、何とか15分程で立て込めるようになりました。でも、まだ遅い。10分位でパパッと作ってしまわなきゃ。他にも、暗転時のキューの手順を詰めておくのを忘れていたり、作業してない奴が手持ちぶさたにしていたりと、色々問題点が浮かび上がってきます。何より舞監が舞台を仕切れてないよ。でかい声でテキパキ指示出さなくちゃ。そして指示が聞こえたら全員が返事すること。
リハリハやっといて正解でした。リハ本番でこうだったら、何もできないで75分終わってしまう処でした。
最後に合宿所で再び第7場。D口がちょっとだけ上達。でもまだまだ…間に合うか?
狂気と苦悩と
2008 年 9 月 22 日本番5日前

U原がどことなくアンジェラ・アキに似ていることに気付きました。どうしてだろうとよく考えたら、眼鏡が似ているからなのでした。
そのU原ですが、ここ数日、気持ちよく狂気を発散しまくってくれているので、下人D口の芝居もそれに引っ張られて、役柄が腹に入ったいい感じです。第6場までは大体仕上がってきたと思われますが、肝心のクライマックスがまだ全然駄目。下人が悩んで生まれ変わるシーンがポイントなのに、悩んでいるポーズだけで少しも考えていない。という訳で、このシーンの役作りの為に、ある宿題を出しました。いいかD口。コミックガンガンなんか読んでちゃ駄目だ。そんなもの没収だ。「鋼の錬金術師」読み終わったら返してやる。
一歩前進
2008 年 9 月 21 日本番6日前

昨日の天気とは打って変わって怪しい雲行きです。午前中、駐輪場の片付けをしてから、午後は7場の稽古。この場のポイントはとにかく下人。とにかくD口。下人が苦悩の後に晴れ晴れと闇に生まれ換わる場面を説得力のあるものにしないといけません。もう、頭掻きむしって転げ回ってのたうち回って呻いて喚いて叫んで絶叫して、普段なら絶対にそこまでしない程感情を爆発させている内に、何だか吹っ切れて来たというか解放されてきたというか。そこで、今までの駄目出しを忘れて思うように動けと指示してみたら、これが何だかいけそうな手応えを感じます。そこで最後に通し稽古をしてみました。
これがどうしてどうして、中々面白かったんです。新鮮なやり取りと表現が随所にみられて、しかもキャストたちの会話があちこちで噛み合って。何よりもU原が弾けていたことと、D口が最後まで下人であり続けたこと。そして彼の心の移り変わる様が、観ている側に届いていたこと。K山の芝居にも沢山の工夫とひらめきが感じられました。その上、途中から雷が鳴り始めて、思いがけずも舞台効果満点。当日も今日みたく雷鳴らないかしら。
後はM呂だ。早く捻挫直すんだ。というか直って下さい。
汚し
2008 年 9 月 20 日本番1週間前

台風一過で爽やかな秋晴れです。台風は地球の自転によるコリオリの力が原因で反時計回りに渦を巻くので、東に抜けると北風を呼び込むのですね(豆知識)。
午前中は合宿所で第3~4場を手直し。ちょっと思いついてあざとい演出つけてみましたが、これ後から考えたら、第1場のクライマックスと動きが被るかもしれません。うーん、困った。
午後はK藤先生も加わって、駐輪場で大道具の汚し。元々ペンキがムラになっているので不要かなとも思ってたんですが、文化祭の時A澤に「今年は手抜きましたね」とか云われて悔しかったので。今回は水刷毛でグラデーション塗装に挑戦です。コンセプトは雨漏りの染みの表現。やりすぎると嫌味ですが、熱中するとついついやりすぎてしまうのが良くないところ。でもまぁ、こんなもんでしょう。
最後に合宿所に戻って第7場を返して上がりました。D口がほんのちょっとだけ前進。遅い! もっと早く仕上がれ。来週の今頃は本番終わってるんだからな。
お籠もり
2008 年 9 月 19 日
今日も今日とて合宿所にお籠もりです。「お籠もり」と聞くと、「明烏」を連想する顧問は落語フリークです。とりわけ故志ん朝師匠の「ああ、あそこはお前、霊験あらたかだよ」などは大好きですね。
さて、第3場、下人と髪の女の会話のシーンを抜き稽古。D口が少しずつ掴みかけているらしいのですが、まだ変な癖が色々あって邪魔をしています。一方U原は、笑いの演技は実に上手なんですが、泣くのが下手。「ちょっとそこで『泣き』入れてみて」と注文しても、「へあぁ~…」とか云ってテンションが下がるだけなんですね。
もうK藤先生と一緒になって、二人をいじめまくって。8時過ぎたので最後の場通しをしたら、何故かいきなり良い出来。どうしたのかと思ってよく観ると、自分の不甲斐なさにU原がベソかいていたのでした。道理で「泣き」にリアリティがあった訳です。よし、これからこのシーンはこれで行こう!
でもよく考えたら、夜中の8時過ぎに女子高生泣かせて喜んでるんですから、とんでもない奴です、この顧問は。
大変だぁ
2008 年 9 月 18 日えらいことになりました。M呂が負傷です。本人はニコニコしてますが、右足首にギプス巻いて松葉杖付いた姿で合宿所にやってきました。体育の時間にバスケしてて、右足の甲から着地して捻挫したのだとか。だ、大丈夫か? というか、君はキャストなんだが…平安時代に松葉杖はなかったよなぁ。とにかく、一刻も早く完治してね。
オープニングから2場まで抜き稽古しましたが、昨日の出来が嘘のよう。
女、もっと夢中になってテンションあげて。人の身から足を踏み外しかけた狂気をはらんで、下人を翻弄して嘲笑して。あと一歩踏み込む勇気を出すんだ。
下人、形をなぞろうとせず、共演者に意識を集中して。薄暗い屋内に腐敗した死体に囲まれて、この世の無常と己の矮小さを感じ取って。気持ちがちゃんと作れれば、台詞は必ず自分の言葉になるから。
8時過ぎまでかかって、ちょっとだけ前進。その調子。小さな一歩ですが大きな跳躍(知らないよね)。
ブレイクスルー
2008 年 9 月 17 日
冒頭のシーンがついに姿を現しました。やはり鍵を握っていたのは髪の女役のU原でした。下人を嘲り追い詰める姿を、吹っ切れたように狂気を思いっ切り誇張して演じることで、あれ程堅かったD口の殻をも粉砕し、思いもかけない演技を引き出してさえくれたのです。ハイテンションで密度が高く、思わず見入ってしまうような10分間でした。この芝居の稽古で初めて、「よい出来」と言える場面が立ち上がり、とても幸せな気分で上がりました。これで「掴んで」くれるといいんですが。
ただし余りのハイテンションに、U原ってば場面の終わり近くで息切れして、台詞が喋れなくなるのです。「暑い。疲れたー。もう駄目」とか云ってます。その調子で残り40分を突っ走らなきゃいけないんだ。基礎体力つけなきゃ。