良いお年を
あと2時間で2006年も幕を閉じようとしています。
今年も色々なことがありましたが、おかげさまで昨年に引き続き県大にも出場でき、我が演劇部にとってはなかなか良い年であったと思います。来年も慢心を戒めつつ、今よりももっともっと良い芝居が作れたらいいなと思います。
2007年が上尾南高校演劇部にとって良い年になりますように。もちろん、皆様にとっても一層良い年でありますように。
皆様、良いお年をお迎え下さい。
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あと2時間で2006年も幕を閉じようとしています。
今年も色々なことがありましたが、おかげさまで昨年に引き続き県大にも出場でき、我が演劇部にとってはなかなか良い年であったと思います。来年も慢心を戒めつつ、今よりももっともっと良い芝居が作れたらいいなと思います。
2007年が上尾南高校演劇部にとって良い年になりますように。もちろん、皆様にとっても一層良い年でありますように。
皆様、良いお年をお迎え下さい。

何だか急に寒くなった一日でしたが、今年最後の練習です。まず、色々な物を身体で表すゲーム。具体的なものから抽象的なものまで。「体重の増減」ゲームに続いて、「時限爆弾」ゲーム。短いシーンを演じる中で一人が時限爆弾になり、爆発して終わるゲームです。いつ爆発するかわからないので、結構ドキドキします。続いて時限爆弾の「平面図」バージョン。相手の描いた平面図の裏に爆弾の位置と起爆条件を書いておいて、その中でシーンを演じてもらいました。
最後に「ジブリッシュ・インタビュー」と「ジブリッシュ会話」。
この4日間遊んでばかりでしたが、その中から大切で貴重なものを沢山発見し、吸収できたのではないかと思います。それらが来年の芝居に大いに生かされることを信じます。

昨日に引き続き小春日和でした。中庭で昨日やった「目隠しと案内」をおさらい。場所が広いので伸び伸びできます。その後散歩を兼ねて校舎外で「感覚探し」。
昼休み後は「ポーズの鏡」と「人体彫刻」ゲーム。そして「ノックは誰?」ゲーム。「痴漢に追われているOL」というお題で、感じを掴むために痴漢役とOL役になって校舎内を一周してみたのですが、その様子に部員たち大爆笑でした。最後は「ジブリッシュ通訳」と「ジブリッシュ旅行客」でひとしきり遊んでから上がりました。
明日は閉庁ですが練習ありです。連日暗くなるまでよくやるよね。
今日もインプロの日々。昨日の嵐とは打って変わって、春のようなポカポカ陽気。校庭の桜にモズが飛んできていました。最初に、「目隠しと案内」ゲーム。目をつぶったまま走るのは難しいものです。「年齢当て」ゲームの後、「どこから来てどこへ行く」ゲーム。続けて「今何時」ゲーム。
昼を挟んで、皆で平面図を描き舞台上にそれを表すインプロ。息抜きに「3単語ゲーム」など。気がつくと日が落ちて暗くなっていました。今日も贅沢な一日でした。




冬休みに入りました。練習場を元通り復元する必要もなく、使いっぱなしにできる季節です。強い雨風で大荒れの天気ですが、朝からミニ・ワークショップみたいなことを一日中やってました。
まず、「観客の前に立つ」から「何かをしながら舞台に立ってみる」エチュード。
次に定番の「鏡のエチュード」。「鏡はどっち?」と「互いに鏡」。

昼休みを挟んで、「間違い探し」の後、「飛び入り参加」で一つのシーンを作るインプロ。「2人で立ち上がる」から「挟んだ棒を落とさずに立ち上がる」そして「そのまま一回転」。最後に「想像の綱引き」と「想像の車押し」で汗をかいてから上がりました。盛り沢山でちょっと贅沢な一日でした。明日もこんな具合で遊び倒す予定です。

終業式です。3年のT中がまたもや嬉しそうに通知票を見せびらかしに来ました。ななな何と「学年1位」の成績です。もしかすると演劇部創立以来の快挙です。T中恐るべし。成績優秀にも程があるってもんです。こりゃあ、本気で「T中先輩爪の垢配布会」を開催する必要が出てきました。

下級生の内心面白くなさそうなこと。せめて「脚の長さ比べ」とか「ジャンプ力競争」などで「勝った」つもりになっていますが、そりゃあ代償行為ってもんです。素直に爪の垢もらって煎じて飲みなさい。
ピンチです。危急存亡の危機。いや、冗談ではなく。
あきれたというも愚かな話です。余りにもバカバカしくて、ここに詳細を書く気にすらなりません。
もういいです。
それにしてもこの一年間、我々がやってきたのは一体何だったんでしょうか。

いよいよ部室の大掃除。今年のテーマは、整理棚とは名ばかりな壁面の整理棚を整理すること。そのためにはまず、ほぼ全面にわたって棚を塞いでいる机やらロッカーやらサイドボードやらあれやこれや、さまざまなものやざままざなものを出して、作業スペースを確保しなければなりません。まったく『部室』じゃなくて『倉庫』状態です。どちらにしても、14枚ものパネルが部屋のほぼ2/3を占めている限り、倉庫状態は変わらないんですが。
寒い寒い中、黙々と作業し終えたのはとっぷりと日が暮れてからでした。ついでに一寸だけ空きスペースも広がりました。中で着替えが出来ます。「弁当も食べられるね」と言うと、「ここでは食べたくありません」とにべもない返事。そりゃそうだよな。

部室の大掃除の予定でしたが、病気や赤点補習で人数がそろわないので、練習場の片づけ。
3F多目的室のロッカーの中身を総整理しました。扉に内容を書いたビニテのラベルを貼って、ゴミを捨てて終了。
部室の大掃除は明後日の予定です。

期末考査が終わったので練習時間がたっぷりあります。参考図書を見ながら試行錯誤しつつ今日もインプロ。前もって予習せず、その場で本を読みながらいきなり始めるので、ルールがいまいち分かってなかったり出す指示が変だったりと、まずその段階で大笑いです。
まずは「秘密の目的」。2人一組になって、互いに相手の目的を知らないまま、自分の目的を果たそうとするエチュードです。それから、1年生はジブリッシュやったことなかったのでちょっと練習。最後は「シェアード・ストーリー」。前の人に続いて順番に文章を繋げながら、一つの物語を作っていきます。「赤ずきんちゃん」がいつの間にか「おむすびころりん」になってしまったりしてなかなか笑えました。
月曜日は部室の大掃除の予定です。

期末考査が終わって久々に稽古再開。S井の発案で昨年の県大演目「同級生」を、キャストを入れ替えて抜き読み。まず最初は1年生同士で、志津子と美香とトシ子先生をローテーションして一通りやってみました。次は(折良くT中も顔を出したので)久々のオリジナルキャストで再演。考えてみれば一年前なんですが、もう既に懐かしい。でもチャンと芝居の勘所を覚えてるのが偉いね。
ダッシュ&ハイタッチゲームで体をほぐしてから、自動生産工場のパントマイム。D&HゲームではS井の理解が遅くて度々中断するので、恒例「河童」の罰ゲーム。「爆笑しながら」という指示がまずかった。笑い上戸のS井は、爆笑の演技はお手の物なのです。「号泣しながら」にすればよかったか。
最後に「喧嘩がエスカレートする」エチュードで大笑いさせてもらいました。とても面白いです。これ今度の芝居に使えないかしら。
T中が「英語のテストで100点とった!」って喜んでいます。答案を見せびらかしにきたみたい。高校の定期考査で満点取るのは確かに大変です。まぁ祝着至極には違いないんですが、あんまりあからさまに嬉しがってるんで、他の部員がちょっと悔しそうなのがおかしい。
全国どの学校でも、校長室前の廊下は賞状だの盾だのを陳列する場所と相場が決まっていますが、本校もその例に漏れません。幅が1間もある巨大な陳列ケースがあって、様々な部活の英光の記録が居並んでいます。
勿論我が演劇部の記念トロフィーも並べてありまして、今年の県大会で戴いた優良賞のトロフィーも加えました。これで6本目です(1997、2001~2003、2005~2006)。陳列ケース中央の一番目立つ処にちゃっかり並べてありますが、中々壮観です。ただ惜しむらくは、本校の陳列ケースの中は省エネのためなのか、普段は照明が消されちゃっていること。薄暗くてよく見えないだけでなく、何となく暗くて不気味なので、ここを通る来校者の方々は、大抵目を伏せて足早に通り過ぎちゃうんですよねぇ…って、駄目じゃん、それ。普段から灯り点けといて欲しいんですが。
BS2で「アマデウス」を放映していました。顧問のお気に入り洋画ベスト10に入る映画です。映画館でこの映画を観たのは教員になりたての頃でした。「アマデウス」の影響でクラシックを聴くようになったなんて、恥ずかしくてとても人には言えません。
きっかけは冒頭の頓狂院のシーンでした。サリエリが神父に向かって、モーツァルトの「セレナード変ロ長調」の素晴らしさを説明する場面です。「出だしは全く平凡だった。バセットホルンがまるで錆びた手風琴のようだった」「だがそこに、突如オーボエが被さってくる」「そしてそれをクラリネットが引き継いで…」「ああ、何という甘い響き」とまあ、こんな具合なのですが、それまで学校の授業で教わってた音楽鑑賞って「この曲のテーマは何か」ばっかりだったから、ちょっとしたショックでした。このシーンは、「楽器の奏でる旋律を楽しめばいい」という至極当たり前の事に顧問の蒙を啓いてくれたのです。
この映画ではモーツァルトの天才ぶりが色々と工夫して描かれています。中でも、作曲中に頭の中で鳴り響いている音楽が、名前を呼ばれて「ハッ」と我に返った途端にカットアウトするのは、実に上手い演出です。
そして圧巻は、何と云ってもサリエリと二人きりで「レクイエム」の作曲をするシーン。正確には作曲しているのはモーツァルトで、サリエリはそれを口述筆記しているだけなんですが、殺意を覚えるほどに嫉妬していたモーツァルトの創作の現場に居合わせることができたサリエリは、疑似体験とはいえ、モーツァルトのように神の声を聞き、モーツァルトのように作曲できて、とても幸せだったに違いありません。おそらく彼の人生で最も至福に満ちた時間だったことでしょう。このくだりはフィクションとはいえ、マーリー・エイブラハムとトム・ハルスの鬼気迫るような名演技を楽しめると同時に、「レクイエム」の「コンフュターティス」を各パートに分解することで、聴き所と作曲上の狙いを観客に教えてくれる名シーンです。
自分が凡人であることの哀しみ。凡人にすぎないことに気づいてしまった悔しさ。どんなに望んでも決して手に入らないものに対する残酷なまでの渇望。サリエリの抱いた胸をかきむしられるような苦悩は、等しく私たち自身の問題でもあります。エンドロールに静かに流れる「ピアノ協奏曲20番」を聴きながら、観客はサリエリの苦悩が自分たちにも突きつけられていることに気付きます。最後に聞こえるモーツァルトの高笑いは、まるで神様が凡庸なる私たちをからかっているかのように響きます。重たい余韻が残る映画です。