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2008年5月 アーカイブ

2008年5月31日

物語の鉄則

三者面談中なので、土曜日にも関わらず授業があります。放課後は面談のない者同士で稽古。
秋大の台本の粗筋を書いてきた者が4人ほど。高尚なテーマとかは全く必要ないけど、登場人物の物語は必要だよね、という話しをしました。登場人物が何らかの葛藤を抱えていて、「こうありたい」とあがいてもなかなかそこに近づけない─むしろ遠ざかってしまったりする─ような状況が、ドラマを生むんだよという話しです。立ちふさがる障害をいかにして乗り越えるか/乗り越えられないかが、お客さんの関心を引きつけるんだということ。ハリウッド映画などを観れば、それが全ての基本になってますものね。「ファインディング・ニモ」のお父さんクマノミとか、「ダイハード」のマクレーン刑事とか、「パイレーツ・オブ・カリビアン」のジャック船長とか。ただのコントじゃ1時間は持ちません。特に我々みたいな素人では。

2008年5月30日

秋大の台本

そろそろ秋大の台本を決定しなければなりません。創作でやってみようよ、ということで、各自20本ほどアイデアを持ち寄ってもらい、それを皆の前で説明して、「これなら書ける」と思えるアイデアを人気投票してみました。結果は…見事にばらけました(笑)。もうちょっと、せめて4~5本位には絞れると思ったんだけどなぁ。一番気に入ったアイデアに基づいて、登場人物とか起承転結の簡単な荒筋を書いてくるよう宿題を出しました。気に入ったアイデアがなければ、既成台本の候補を選んでくること。

2008年5月29日

舞子の台詞量

クライマックスシーンの抜き稽古。舞子が台詞を噛みまくっています。いや、舞子だけじゃなくてほぼ全員が噛みまくっているんですが、どうしても舞子が目立ってしまう。というのも、舞子の台詞量が半端じゃないから。台本の半分はこの人の台詞で占められていますし、せっかく覚えた台本を大幅にレジしてあちこち削ってしまいましたから、そりゃあ無理もないというもの。
それにしても、この芝居の舞子という役は大変重要なキーパーソンです。ギャグもシリアスも殆ど一手に引き受けつつ、殆ど一人で芝居を展開させて行かなければなりません。とてつもなく負担のかかる役回りです。頑張るしかありません。だから頑張りましょう。

2008年5月28日

シューチシン

右に曲がるところで見えたんです我々素人が芝居を創ろうとして、よく困るのが感情の解放って奴かと思われます。「芝居」というものは、基本的に「見られる」ことを前提にした営みですが、殆どの人は「見られる」ことに慣れていない訳です。だから舞台に立つとどうしても緊張してしまい、上がったりとちったりぎくしゃくしたり滑ったり転んだりするのですね。それに対して、俳優って職業の人たちは、不特定多数の人から見られながら、泣いたり笑ったりあくびをしたり、ごく自然に振る舞える能力を持った人たちなのです。
じゃあ何故我々素人には、えてしてそれが難しいのか? 一言で言えば「羞恥心」なんだと思います。「照れ」とか「ためらい」と言い換えてもいいかもしれません。観客から「見られる」ことを意識してしまうが余り、自分をさらけ出せなくなってしまう。お客さんは舞台に立つ人物の生の姿を見たいのに、演じる方は萎縮して、隠そう隠そうと「努力」してしまう。舞台の上で思い切って自分自身をさらけ出す覚悟が持てるか否か、17~8歳という年頃では滅茶苦茶難しい事なんですが、演劇を表現の手段として選んだ上からは、避けては通れない関門なんですね。爆発的な感情のほとばしりを発露して欲しいなぁ。

2008年5月27日

台詞が「入る」?

プリッツ食ってたのよ!タマイとサエ登場シーンの抜き稽古。
先日の高演連総会で若林先生がしきりに仰っていた「相手に台詞が『入っていない』」ということ。あのときは実際の演技を直しながらの説明だったので、一つ一つ腑に落ちたのですが、いざ自分たちの演技に向き合うと、途端によく分からなくなります。「これでいいんだ」と思う反面、やっぱり思い違いしているような気もしてきます。こりゃあ、やはり若林先生をお招きするしかないかなぁ。

2008年5月26日

お菓子

そりゃあ風邪も…S谷から差し入れ(感謝!)があったので、遠足シーンで、実際にお菓子食べてみました。座り位置を変わってトンガリコーン取りに行ったり、オレオを囓りながら台詞を喋ったり。そしてお菓子を食べながらだと、台詞を言いづらいことに改めて気付きました。台詞の途中でお菓子を口にすると、その間台詞が止まってしまうんですね。当たり前ですが。でもその代わり、別の事に気を取られるせいか、台詞回しに気負いが無くなってちょっといい感じです。ただし、余り口一杯頬張ると何言ってるのか分からなくなるので、チビチビ囓りながらね。
そうそう、タマイの「えへへへ」が妙に可笑しかった。本人は多分覚えてないと思いますが。

2008年5月25日

通し

ウギャーとまでは…テキストレジした台本で、試しに通してみました。まだちょっと長いようです。あと5分は縮めなければなりません。困った。
演技の方も丁度停滞期みたいで、台詞に慣れが入ってきて、会話が新鮮ではありません。動きも固まってしまって、分かり切った動作を繰り返している感じ。一度思い切って壊さなければならないようです。

2008年5月24日

夜中の月について

あ、月出てんね短く縮めた台本であちこち抜き稽古。台詞の言い立てにちょいちょい癖が付いているので、その辺りを重点的に手直し。
月を眺めるシーンで地学のお勉強。真夜中に窓から見える月は満月なのではないか、という話です。下弦の月(半月)も夜中に昇ってきますが、教室の窓は南向きですから、東南東から昇ってくる地平線の半月は見えにくいでしょう。だから教室の中からひょいと上を見上げて眺める月は、きっと満月なのだろう。しかも南中高度を考えると、ちょっと小首をかしげる感じに見上げるのではないか。…などと話をしたら、お勉強が苦手な舞子は頭が痛くなったようです。

2008年5月23日

衣裳

高文連壮行会版「夏芙蓉」の衣裳をどうするかで相談。春大では色合いがイマイチ綺麗じゃなかったとの反省に基づき、キャラクターに合わせたイメージカラーを考えてみることに。といっても、手持ちの古着の中から選ぶので、余り選択肢は多くないのですが。とりあえず、自宅にある使えそうな衣類を持ち寄ってみることにしました。

卒業生のH田とK田にY田君が来校。同窓会の相談やら何やら。卒業生たちで芝居したいねぇという話。H田とY田君が乗り気なのです。皆仕事を抱えてますが、気長に調整してみようということに。どうなることか楽しみですね。

2008年5月22日

会場打合せ

埼玉会館へ会場打合せに行ってきました。いざ舞台に立ってみると、思いの外大きいホールなのでちょっとびっくり。流石1300人の会場です。かなりしっかりした発声が必要であることを確認してきました。平台に開き脚をお借りできるようお願いしてきましたが、ケコミは要りませんと言ったら驚かれてしまいました。
本水はまずいのですが、舞台上で物食べるお許しを戴いたので、お菓子囲んで遠足シーンでは、実際にポリポリ囓りながら演じることにしました。娘さん方喜んでます。

2008年5月20日

全国大会視察のおまけ

そんな訳で視察に行くのはいいのですが、視察担当校は、6/10(火)の埼玉県高等学校総合文化祭開会式・壮行会で劇を上演しなければなりません。一昨年度の秩父農工科学高校さんみたいに埼玉県から全国に出る高校があるときは、当然その学校が上演するのですが、今年度はそうではなく、その場合は委託を受けた学校が上演する習わしになっているのです。そんなわけで、6/10の埼玉会館で、またもやります「夏芙蓉」。残念ながら上演時間が45分しかないので、大幅にテキストレジしなければなりませんが、作者の越智優氏からは既にご承諾をいただいてあります。後は練習あるのみ! 乞うご期待! …とはいえ、連休やら試験やら何やらで一月まともに稽古してません。ああ不安。

全国大会視察

2008年第54回全国高等学校演劇大会に、本校が視察に行くことになりました。以下は上演順です。

8月8日(金)
10:00 大船(関東ブロック代表・神奈川)「山姥」土田峰人 作、のまさとる 潤色(既成)
11:30 東(関東ブロック代表・東京)「羊のお水 さようなら」前原麻希、三輪 忍 作(既成)
13:30 青森中央(東北ブロック代表・青森)「河童」畑澤聖悟 作(既成)
15:00 三刀屋(中国ブロック代表・島根)「暮れないマーチ」亀尾佳宏 作(顧間創作)
16:30 大麻(北海道ブロック代表)「カノン」山崎公博 作(顧間創作)

8月9日(土)
9:30 藤ノ花女子(中部日本ブロック代表・愛知)「幸せになあれ」武田郁子+ 花ちゃんズ 作(顧問創作)
11:00 新島学園(開催県枠・群馬)「りょうせいの話」大嶋昭彦 作(顧間創作)
13:00 岡谷南(関東ブロック代表・長野)「オイディプス」岡谷南高校演劇部 脚色(既成)
14:30 春野(四国ブロック代表・高知)「駆け込み訴え」太宰 治 作(既成)
16:00 置賜(おきたま)農業(東北ブロック代表・山形)「どんがら山奇譚」河原俊雄 作(顧問創作)

8月10日(日)
9:30 日田三隈(九州ブロック代表・大分)「ボタン」岩男衣世 作、演劇部 潤色(既成)
11:00 向陽(近畿ブロック代表・和歌山)「Leaving School~振り返ることなく胸を張って~」阿倍順 作(既成)

会場:桐生市市民文化会館
入場:無料(ただし、観劇には整理券が必要です。申込はこちらを参照して下さい)

2008年5月18日

映画「ミスト」

演劇部とは全く関係ないんですが、観てきました「ミスト」。
奇才フランク・ダラボン監督&スティーブン・キング原作のホラー映画です。記録的嵐の翌日、買い出しに出かけた主人公と坊やが、スーパーごと濃い霧の中に閉じこめられてしまいます。そして霧の中には「何か」が…。この設定だけでもう十分に怖いですが、実はこの映画の見所は、店内に閉じこめられた人々の織りなす群衆劇だったりします。逃げ場のない恐怖に怯え、少しずつ理性を失い「権威」にすがり始める善良なハズの人々。その中で次第に孤立してゆく主人公たち。絶望に支配されて行く人間心理が、巧みに描かれていて見応えがあります。【以下ちょっとネタバレそして観ている観客までが、いつの間にか登場人物たちと一緒に「絶望」に囚われてしまっているというのが、この映画の一番の仕掛けなのでしょう。
音響の見事な処もポイントですね。人々がスーパーに閉じこめられた時、遠くから聞こえてくるサイレンには、恐ろしいほどの不安がかき立てられて、ぞくぞくするような効果を上げています。それとエンドロール。エンディング曲は早々に終わってしまって、後はSEが延々と続きます。観客は最後まで、主人公と一緒になった気分でいなければなりません。彼の行動のあれこれをずっと考えさせられる、上手い演出でした。

それにしても、埼玉県でこの映画を観られる映画館が少ない! 私は熊谷まで足を伸ばさざるを得ませんでした。レイトショーだと終電がないんです(泣)。近所のシネコンには、「何とか少女」だとか「何とか王子」だとか「何とか鬼ごっこ」だとかばかりでなく、こういう腹にもたれるような作品も上映してもらいたいものです。

2008年5月14日

連盟総会

高演連の総会で、埼玉会館に行ってきました。
懸案の地区活動報告ですが、まぁ何とか(^^;)
最近は何処のブロックも気合い入ってて、長いところだと5分位平気で寸劇やってます。今年は音響使うところがなかったので、音響担当の管理人は暇でしたが。
午後は素材上演ということで、筑波大学附属坂戸高校さんの「蟻の行進(仮)~Can you eat bacon?」を観劇しました。いつもの筑坂さんらしい、めまぐるしく物語が錯綜し、音響と照明に凝りまくったシャープでスタイリッシュな舞台でした。技術的にずば抜けた実力をもった、高校生離れした演劇部です。部員諸君は、もうひたすら圧倒され、「スゴイ」の連発。K山など「ここに転校したい」とまで。
その後、この春まで秩父農工科学高校さんの顧問だった若林一男先生の「手直し」。
筑坂さんの芝居を若林先生が何処をどう直すか、大変興味をそそるところでしたが、なるほど、流石は全国大会の常連。数々の実績は伊達じゃありません。演技の基本をきっちり押さえた、素晴らしいご指導でした。問題点は何処なのか、それをどう直せば「良くなる」のか、筑坂さんの部員諸君の演技が若林先生の手直しでみるみる変わるのを目の当たりにして、「演技とは何か」がストンと腑に落ちる想いでした。本校の部員諸君も、大変興味深かった様子です。U原などは一言も聞き漏らすまいとメモしていたそうです。是非今度の芝居に活かそうぜ。

2008年5月 8日

生徒総会アトラクション

本番でした。題して「ロミオ&ジュリエット」(笑)
勿論、内容はシェークスピアとは似ても似つかないドタバタナンセンス。幸い、そこそこ笑いも取れてましたし、ピンマイクの調子もよかったようだし、BGMもバッチリ決まってたし、ま、あんなもんでしょう。
職員室に戻った顧問は、他の先生方からお声を掛けていただきました。ありがたい事に、全て暖かい激励のお言葉なんですが、どうも普段から、あんなのばっかやってるらしいと思われたみたいです。いや、いつもはもっと真面目なんですが。
今問題なのは、5月14日の連盟総会の地区活動報告。生徒総会にかまけてて殆ど準備してません。しかも明日から試験期間で部活動停止です。どうしましょう。

2008年5月 7日

総会前日

いよいよ明日が生徒総会当日です。放課後は体育館でリハーサル。まだ1年生の声が通らないので、ピンマイク使わせてもらう事になりました。何、K山お前もか。発声練習しっかりやるように。
リハの後は、最後の通し稽古。7時半まで居残ってやってました。もしかして、君たち大会の時より気合い入ってないか?

2008年5月 2日

離任式

離任式でした。部員諸君は生徒総会の出し物を色々工夫してました。生徒の手による生徒のための楽しいアトラクションだから、おっさんは黙って眺めていようかなと思っていたのですが…駄目だ、我慢できない。ついつい演出に嘴を挟みたくなる顧問なのでした。いや、だから殺陣の後は台詞をすぐに言わずに、少し息を切らして「タメ」を挟むんだってば。だってその方が「貴方もなかなかやるわね」って台詞が格好いいでしょ。

2008年5月 1日

生徒総会に向けて

5月8日の生徒総会に、各部で何か簡単なアトラクションをしませんか?という有難い申し出が生徒会からありまして、それを受けてK山が脚本を書き、U原、K山、S石、D口による寸劇が出来上がりつつあります。それにしても、よくこんな変な設定思いつくね、君は。
何はともあれ、こんな風にちょっとずつでも活動の機会を捉えて、演劇部という存在を知らしめるのは良いことだと思います。宣伝になるし、ひょっとするとまだ新入部員が増えるかも知れませんから。「…あと10人いればなぁ。いや、あと5人、いやいや、あと3人でもいい」などとヤン提督みたいな愚痴をこぼしている顧問でした。

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