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2008年8月 アーカイブ

2008年8月29日

片付け

看板描きD口ガッツポーズ止めろって連日激しい雷雨です。冠水したり堤防が決壊した地域もある模様。上尾でも、一晩に何度も停電があったりして、その度に家電機器や留守電の設定しなきゃならないので大変です。
さて、2学期を週明けに控えて、3F多目的室を稽古場から教室に復元する作業です。1ヶ月の間に溜まりに溜まったあれげな物やらこれげな物を捨てたり廃棄したりゴミ箱に片付けたり。出しっぱになっているお宝をロッカーにしまったり別の部屋に移動させたり。
その間、U原はひたすら文化祭の看板描き。おどろおどろしいのが出来上がりました。早速完成記念撮影。...オイ、D口、何偉そうにガッツポーズ取ってんだ。「イヤァ、疲れました」って、お前、看板何も手伝ってないだろが。

いよいよ月曜日は始業式です。短い短い夏休みでした。あと2週間あればなぁ。いや、1週間でもいい。いやいや、せめてあと5日...。
それにしても、月曜始まりはダメージが大きいですね(苦笑)。

3年M口は明日がAO入試の本番だとかで、OGのS井に付き添ってもらって道順の確認。上りと下りの電車を間違えて平塚に行くところだったとか。危ない。

2008年8月28日

そうか、そうだったのか!

夏休みももう終わりかけていて、稽古もいよいよ追い込みに...入れればいいんですが、とてもとても。まだまだとば口をウロウロしている感じです。
D口は変な癖があって、気張って台詞を云うと、なんだか微笑んでいるような顔になります。すると、それを見た笑い上戸のU原がケタケタと笑い出す。そうなるともう、演技もヘッたくれもありません。それでも何とか芝居を続けようとして、大声張り上げて掛け合いになる訳なんですが、そうした時って、台詞回しはめちゃくちゃでも不思議と会話が成立していて、とても面白いのです。相手の台詞に対して生理的に反応できているからだと思われます。内容はどうあれ、人間同士が会話している姿そのものが、多分とてつもなく面白いんです。一つ発見。

明日は夏休み最後の練習日。多目的室を掃除して原状復帰させるのと、文化祭の看板描き。土日は夏休みの宿題が溜まっているのでお休みです。...宿題なんて7月中に終わらせとけ!

2008年8月26日

ドッキリカメラ

固まるD口1年D口も大分演技に慣れてきました。が、まだどうしても頭で段取りをなぞりながら動いているので、台詞も表情も生きていません。K山の発案で、いたずらを仕掛けることに。
劇中、下人が突き飛ばした子供が動かなくなり、驚いて駆け寄るシーンがあります。そこで、突き飛ばされたM呂に、本当に怪我したふりをするよう指示。ギャラリーも一緒になって、本気でM呂を心配するという打合せ。で、D口演じる下人がM呂を蹴飛ばすと、初心者とは思えないほどの迫真の演技でM呂の仕掛けが炸裂。ギャラリーも一斉に「どうした!」「大丈夫?」「どこかぶつけた?」とか。仕掛け人のK山が真っ先に「大丈夫?」って声を掛けたのは、普段の言動から見てちょっとやりすぎだったですが(笑)。その時のD口の蒼い顔は見ものでした。ひとしきり心配させてから、種明かしした時のD口の反応も。驚かせて悪かったね(ヘヘヘ)。

「今の気持ちと感覚を忘れるな」「感情をストックしておいて、それをリプレイできると、必ず客に伝わる」「役者は感情的経験を多く積む必要があるんだ」とか、ま、偉そうに話をしてから、同じシーンを返してみました。でも結果は、やっぱりいつもの段取り芝居なのでした。D口、自分の経験からもっと学べよ。

2008年8月25日

デスマッチ

朝、全員集まって、教頭先生に緞帳の件で平謝り。幸い、厳しい処分とかはありませんでしたが、演劇部の面目丸潰れです。やはり我々が舞台壊しちゃいけません。絶対に。
それはそれとして、「謝りに行こう」って時に遅刻するな(怒)。

まだ台詞が入っていないので、間違え5回以内になるまで続けるデスマッチ稽古。K藤先生の発案です。大分台詞が入った様子。

2008年8月24日

合宿3日目

朝食の後、夕べの作業の続きです。顧問は副顧問のK藤先生と二人で体育館の天井裏に登り、一人がワイヤーを引っ張り、一人がリールにまき直す作業。1時間ほど汗だくになって、どうにかワイヤーは原状復帰させることができました。しかし、祈るような気持ちで昇降ボタンを押しても、無理な負荷がかかってヒューズが飛んでしまったのか、モーターが焼き付いたのか、ギアが噛んでしまったのか、とにかく緞帳はプロセニアムの途中に引っかかったまま、ウンともスンとも言いません。仕方がないので、万一の落下防止のために、緞帳の真下に脚立を立てて、練習に出てきた運動部の顧問の先生方に事情を話し、緞帳の下を絶対にくぐらないよう、生徒に伝えるお願いをしておきました。

その後、合宿所で緊急ミーティング。舞台上での注意事項について、遅まきながら確認をし合いました。ついでに夕べの通し稽古についても。

今回の合宿は、準備期間が短かった為もあって、本来ならできていなければならなかった事柄が、例年になく数多く未完成のままになってしまいました。それを許した意識は、どうして生まれてしまったのか。自分たちの準備の進め方のどこがいけなかったのか。部活動として、チームとして機能するために、欠けている物は何なのか。それを考えてみる必要があるでしょう。人任せにしないこと。受け身ではなく、自発的積極的に取り組むこと。互いの仕事に目を配り、支え合い協力し合うこと。そして何よりも、積極的に芝居作りを楽しんじゃうこと。
文化祭公演まで2週間を切りました。ここからが正念場です。

2008年8月23日

合宿2日目

抜き稽古吹っ飛ぶD口午前中は立込の段取りとか小道具作成とか大道具の調整作業とか。鉋ってのは使うのがとても難しい道具です。おっとりなごみ系のMが、ひたすらコツコツと大道具に鉋をかけています。M君頑張って。それからD口よ、せっかく作った小道具壊すなよ。
午後は音響の検討と、オープニングの抜き稽古。D口が肩を蹴られて吹っ飛ぶ芝居を、延々と繰り返させられています。体力要るよね演劇って。
立て込み練習仕切る舞監そして夕食直前に、体育館で立て込みの段取りチェック。もう限られた時間で大忙しです。夕食からは二日間とも、引退した3年生が手伝いに駆けつけてくれてます。K本とM口ありがとう。
夕食後は、昨日できなかったレベルチェックときっかけ稽古を急いで済ませてから、いよいよ通し稽古。じつはこれが初めての通し。色々見えなかったアラが浮き彫りになってきました。顧問と副顧問のK藤先生は、体育館の床に胡坐掻いてその辺をチェック。ちなみに二人が共通した意見の一つが、1年生のM呂がとてもいいということ。M呂よ頑張れ! 君はきっといい役者になるぞ。
で、通し稽古が終わった時、恐るべき罠が口を開けて我々を待っていたのでした。

「作業灯点けて!」の声に、ステージ袖の作業灯スイッチの場所を知らない者が、間違って緞帳のボタンを押してしまったのです。顧問二人の「ストップストップ!!」「止めろ止めろ!!」の制止も空しく、緞帳を止めるボタンが分からず、そのまま緞帳は降り続けてしまったのです。
大会が行われる県活のホールには緞帳がなく、ドン上げドン下げのきっかけはありません。従って大道具は、ステージからややはみ出す形で立て込んでありました(本当はこれもやっちゃいけないことです)。そこに降りてきた緞帳が、大道具に乗っかる形になってしまいました。実はこの時、緞帳を吊るワイヤーが緩んでしまい、天井裏の巻き取りリールから外れてしまっていたのです。そんなことを知る由もない我々は、引っかかっている緞帳の巻き上げボタンを、つい反射的に押してしまいました。しばらくして巻き上げ装置の辺りから異音が響いて緞帳は途中で止まりました。とりあえず現役OB総出で大道具を撤去しましたが、緞帳はステージの途中でぶら下がったままです。下手袖の壁の細い梯子を伝って、薄暗い天井裏に昇った顧問の目に入ったものは、緩んで外れたワイヤーが幾重にも絡まってしまったリールの姿でした。
まったく大失態です。緞帳操作ボタンのケースを閉めておかなかったことや、緞帳ラインを無視して立て込んだこともさりながら、きちんと係を決めて仕事を分担するとか、スイッチの位置の確認とか、舞台では安全のため無闇に物を触らないとかといった、基本的で大切な約束事を守ることを怠った結果がこの不始末です。芸術劇場の宮崎さんから何時も怒られる原因もこれでしたのに。「舞台を舐めていた」としか云いようがありません。
とりあえず現役生には、簡潔に駄目出しと反省会をして風呂に入って寝るよう指示してから、さぁ、それからが大騒ぎです。サスバトンを下ろして灯体を全て外し、OBに手伝ってもらって緞帳のバーとサスバトンをバインド線で固定して、緞帳をサスバトンでつり上げます。次に顧問が天井裏で、負荷が減ったワイヤーを引き上げつつ、リールの絡まりをほぐしていくのです。20年間の埃と機械油にまみれて、汗を垂らしながらの重労働です。夜中の3時までかかりましたが、そこでとうとうグロッキー。続きは明日に回して、疲労困憊しながら床に付いたのでした。

2008年8月22日

合宿1日目

リハーサル打合せ調光機とM今日から校内合宿に入りました。実は今年の合宿は、野球部さんとご一緒です。我々のような得体の知れない集団にも、会う度に必ず大声で挨拶してくれる姿が清々しくて素敵です。
合宿とは云いながら、舞監と照明と音響は地区大会の打合せ会議で県活へ。しかも大宮のショッピングモールの隣に、この5月にオープンした市営のホールがあって、来年からはそっちで大会を開こうかという話もあるので、午前中はその見学に回りました。ですから三役の生徒は大忙し(ホールの話題は又いずれ)。その間、居残り組は装置にペンキ塗ったり、衣裳を縫ったり。
夕方面子が揃ってから、今晩のリハーサルの打合せ。夕食後はいよいよリハーサルです。OBのH田が友達を連れてきてくれました。彼(M田さん)は、下北沢で照明のお仕事をなさっているそうです。H田もマッスル・ミュージカルで照明やってた経歴があって、二人で当たり図見ながら体育館の仕込みのお手伝いをしてくれました。ありがとうございます。...ホラ、プロの仕事を間近で見られる機会なんだから、君達もっと近くに寄って色々勉強しなさいよ。
プロの仕込み恐怖の駄目出しOBやOGが次第に駆けつけてきてくれて、段々合宿らしくなってきます。音響のレベルチェックが出来なかったり、衣裳・小道具が揃っていなかったり、きっかけ稽古が不十分だったりと、リハーサルそのものは必ずしも充分なものではありませんでした。「準備期間が短かった」は言い訳にしかなりません。もっとプロ意識(のかけら位)を持ちましょう。
リハーサルを終えた後は全員で駄目出し。去年2時間近くもかかった反省から、今年のOB連の駄目出しは、「短め。前の人と同じ意見は却下(無ければパス)。一言必ずアドバイス」が新ルールです。件のM田さんは、脚立の正しい使い方を教えてくれました。とても勉強になるお話でした。本当にありがとうございます。これに懲りずにまた遊びに来てください。
現役生の消灯後は、教官室でOBOGは四方山話。傑作だったのはT中の「力のタネは?」発言。あれには一同大爆笑でした。

他にも、某OGのノロケ話でひとしきり盛り上がったり。あまりにも嬉しそうで、おまけに根掘り葉掘りノロケてくれるものだから、Y田君もH田もK田も顧問もすっかりお腹一杯。ご馳走様。お幸せにね。そうそう、カレシへのプレゼントは、指にリボン巻いて「ハイ、私がプレゼント♪」ってのがいいと思います。

...と、すっかり緩みきっていた私たちには、恐ろしくも巨大な落とし穴が2日目に待ち受けていることを知る由もないのでした。

2008年8月21日

ミーティング

校内合宿を明日に控え、緊急ミーティング。とは云いながら、内容は大した事は無いんですが。ちょっと部活動のあり方について、顧問の側から不満があったので。
もっと心と心の交流を持ちましょ。相手を理解し、思いやる努力を払いましょ。仲良しこよしなんかでなくていいから、信頼し合い、助け合い、支え合えるチームを目指しましょ。不平不満でなく、正当な批判をし合いましょ。人の善意には感謝で応える礼儀正しさを大切にしましょ。閉鎖的にならずに、あらゆる事を貪欲に吸収して、遙か高みを目指して軽々と上昇しましょ。上昇できなくても羽ばたく努力は続けましょ。志だけは高く高く掲げましょ。今日が駄目なら明日にしましょ。明日が駄目なら明後日にしましょ...って、これはドン・ガバチョ(知らないよね)。
途中から柄にもなく興奮してしまって、つい言っちゃいけないことまで口走ってしまったりして、伝えたいことや分かって欲しいことの万分の一も伝わってない気がします。人間修養が足りませんね。まぁ、でも顧問が退室した後で、自分たちで仕切りながらちゃんとした話し合いをしていた様子。「無理かな」と思ってたんですが、見直しました。それが第一歩です。

夕刻から冒頭のシーンの小返し。ちょっとだけですが、「おおっ!」と目を奪うほどの演技をD口が見せてくれました。これを安定して繰り返せるようになれば完成なんですが。でも成長が早いぞ、よしよし。
髪の女のU原は、ベルベット・ヴォイスの低音の美声が魅力です。芝居の勘も良くて、実力的にはナンバーワンでしょう。でも動くときに、何故か必ずよろけるのが困った処。よろけちゃ駄目。

明日から校内合宿です。でも地区の打合会もあるので、舞監・照明・音響は夕方から参加です。

2008年8月20日

血糖値

下人と子供のシーンの抜き稽古でした。共に1年生で舞台に立つのは初めて―考えてみれば、初心者をいきなり主役に据えるんですから、乱暴な話ですな―の二人。初心者ですから駄目出しの嵐。一言毎に手を叩かれて止められて。「声が小さい」とか「視線が泳いでいる」とか「相手の台詞中に笑うな」とか「気持ちが伝わってない」とか。互いの関係の変化によって、自ずと互いの距離が変化するんだとか、舞台の上では最もみっともない姿が何故か魅力的なんだから、そんな自分をさらけ出す覚悟を持てとか。極めて基本的な事柄から、「初心者にこれはどうなの?」という位難しい事柄まで洪水のような注文が飛び出します。たった5分かそこらのシーンに3時間もかけられて、もうヘロヘロです。演出する方も血糖値が下がって目眩がする始末。もっと腕のいい演出家なら、あっという間に直してしまうんでしょうが、我々にはこれが精一杯。
でも、頑張ったおかげで随分よくなったよ。←自画自賛。

青春舞台2008放映決定

全国大会の上位入賞4校の東京公演が今月末、国立劇場にて行われます。そして、そのTV放送が今年もあります(拍手)。
NHK BS2 「青春舞台2008
9/1(月)12:15~17:45

さぁ、皆さん、ビデオの予約準備を忘れずに。
番組編成上の都合で、放送時間がずれることもあります。できれば、少し長めに設定しておきましょう。

高校演劇をTVで放映してもらえる機会は、一年にこの番組1回しかありません。でも、NHK側は、「視聴者の反応が鈍い」のを理由に、毎年打ち切りたがっています。今後の継続のためには、「みなさまからの反響」が必要だそうです。今からHPへアクセスして要望などを書き込み、当日は始業式後、放送を見ながら、FAXを送信して下さい。

2008年8月19日

戻るな

仮組みだ居並ぶ柱塗装の前に、学校の脚立を拝借して大道具を仮組みしてみました。駐輪場の柱が増えたみたいで壮観です。でも作業してみて、2mの脚立があと1台必要だと判明したので、急遽近所のホームセンターで買ってきました。6千円弱でしたが、必要な出費です。
午後はペンキ塗りの後、蛇の女のシーンを抜き稽古。蛇の女といっても、別に楳図かずおのマンガじゃありません。そういうシーンがあるんです。下人D口、ちょっとずつ感情が解放されて自由になってきましたが、まだまだです。当面の課題は、役柄の気持ちをずっとキープし続ける事でしょうか。ちょっと気を抜くとすぐ素に戻っちゃうんだもんな。集中するんだ。戻るな。

2008年8月18日

お触りOKだ!

先日の学校説明会に参加された中学生さんが、今日も見学に来てくれました。余程気に入ってくれたみたいです。上南受験してね。そして合格してね。そしたら演劇部に入ってね。

下人と髪の女のクライマックスシーンをひたすら抜き稽古。半日もアクションシーンだけ繰り返して、二人ともヘトヘトになってしまいました。次回は膝や肘にサポーターが必要かもしれません。
処で、下人役の1年D口は性格がよすぎて、無明の闇に転落する男の迫力がどうも出てきません。というよりも、髪の女役の2年U原に遠慮しすぎて、蹴飛ばすにも組み敷くにも揉み合うにも腰が引けていて、どうもいけません。もっと激しく動くんだ。いいんだよ、弾みで先輩の胸とかお尻とか触ってしまうことがあっても(ワザとでなけりゃ)。一旦舞台に上ったからには、徹底的に役になり切って「今を生きる」んだ。今まさに死ぬか殺されるかって修羅場で、「キャッ、イヤン」「あ、すみません」なんて奴がいるかぁ! そんなこと気にしている場合か! 君だってズボン引きずり下ろされかねないんだから、お互い様だ。だからお触りOKだ。

...あ、これだけ読むと、何だかすごくヤバ楽しそうな稽古だぞ。

2008年8月17日

サマフェス

「第14回高校演劇サマーフェスティバル in シアター1010」に行ってきました。今年度の埼玉代表は朝霞西高校さんです。昨年度出場させていただいた身として、差し入れ持ってエールを送りに行ってきました。
朝霞西高校さんの上演は初っ端でした。「Midair Knighit's Dream (3rd Draft)」という難しい題名ですが、ライト兄弟が主人公の密室コメディです。軽快なテンポで人間関係が絡まり続ける、楽しい舞台でした。
思えば昨年は、我々があの舞台に立っていたんですね。何だか懐かしいような寂しいような、不思議な気分でした。
それにしても、先週の全国大会視察に始まって、高校生の芝居を観まくっています。観れば観るほど自信が失われていく気がします。自信なんて元々、有って無きが如き我が校ですのに。今週末は合宿でゲネプロですよ。照明プランもBGMもSEもOPとEDの演出も衣裳も小道具も大道具も、何一つ揃ってすらいないのに。

2008年8月13日

学校説明会

上尾南高校の学校説明会で、我が演劇部にも中学生の見学者が来てくれました。しかも12人も! いきなり部屋が中学生で一杯になりました。一体どうしたことでしょう。
例年3~4人程度なので、今年もそんなもんかと思って油断していて、ろくなおもてなしメニューも用意していなかったので大あわて。とりあえず秋大の稽古を見学してもらって、その後全員でインプロ。「ジャンプ&クラップ」と「私、ボール」と「嘘つきは誰?」辺りでお茶を濁して、何とか無事お開きに出来ました。アンケートを拝見した限りでは、概ね好評だったようで一安心。彼らが全員合格して入部してくれると嬉しいんですが。そんな調子で毎年12人ずつ入部してくれれば、あっという間に36人の大所帯ですから。...あ、でも、そんなに部員が居たら、とても名前覚えられないぞ。
いつからやっておる午後は稽古。D口の下人とU原の女をひたすら小返し。D口よ、早く育つんだ。今は促成栽培でもいいから、とりあえず背丈だけでも届くんだ。U原と肩が並ぶまで。

そのD口ですが、「全国大会出たいですね」だって。その意気やよし! 「燕雀いずくんぞ」って奴だな、ウン。志が高いのは大いに結構。
でも、その前に北関東大会があって、その前に県大会があって、その前には地区大会があるんだぞ。「照顧脚下」だ。まず足元を観よ。

H狩 in 2008OGのH狩が来校してくれました。「せせらぎはいつも」や「沈黙の陽炎」や「七人の部長」で3年連続県大出場した、ウチの看板女優でした。焼き肉食べ放題の店で、ご飯ばっかり食べる変な奴です。色々とお土産を持ってきてくれました。ありがとう。
「借りてた台本を返しに来た」って、君が卒業したのは何年前だ!

2008年8月10日

全国大会結果

帰りの電車の中で、大会結果を聞きました。

最優秀校 青森中央高校「河童」
優秀校 島根県立三刀屋高校「暮れないマーチ」
優秀校 新島学園高校「りょうせいの話」
優秀校 長野県岡谷南高校「オイディプス」
創作脚本賞 「りょうせいの話」
舞台美術賞 新島学園高校「りょうせいの話」
群馬県が賞を総なめです。お見事!

入賞した4校の皆さん、おめでとうございます。そして、全ての高校の皆さん、お疲れ様でした! いずれも見応えのある、素晴らしい舞台でした。

個人的には、「駆け込み訴え」を演じた高知県立春野高校さんをもう一回観たかったなぁ。自分が基本的に落語家なので、「一人で喋る」という行為自体に心引かれちゃうのと、ああいう古典芸能っぽい抑制の効いた力強い演技が好きなもんで。
それに、主演の彼の圧倒的な存在感と、1時間テンションを保ったまま一人で演技し続ける迫力は、やはり一見の価値がありました。

全国大会3日目

慣れてきた部員たちさぁ、帰ろう3日目です。今日の上演は午前中だけ。まず大分県立日田三隈高校さんの「ボタン」。転校しちゃう女の子と、ちょっとシャイな青年の恋未満物語。たっぷりと間をとった情感豊かな舞台でした。特に、袖のボタンを付け終わって、余った糸を噛み切ったりする春ちゃんが素敵。それにしても、教室を斜めに切ったセット、窓から見えるホリの色がじわじわと変わっていく処。何かデジャブを感じたと思ったら、私たちが平成17年にやった「同級生」と同じ。おお、お友達だ(笑)。
今年度の大トリは、和歌山県立向陽高校さんの「Leaving School~振り返ることなく胸を張って~」。阿部順先生の名作。歯切れ良く軽快な演技に爆笑させてもらいました。そして最後に先生の名前を書くか書くまいか、迷い続ける心理を後ろ姿だけで見事に演じたヒロインの姿には、思わず涙を誘われました。セットの壁がやけに分厚いなと思っていたら、その場で6枚のパネルを全て動かし、あっという間に場面転換させた時には、会場が思わずどよめいていました。
午後は手分けして分科会に別れて参加。電車の時間もあるので、講評会は聞かずに会場を後にしました。

今回初めて全国大会というものを目の当たりにして、山ほど刺激を受けてきました。パワーもアイデアも、たっぷり吸収してきたつもりです。さぁ、我々も秋大に向けて頑張るんだ!

あ、でも明日は部活はお休みです。まず休憩取らなくちゃね。

2008年8月 9日

全国大会2日目

入り口にて記念写真メッセージが一杯なんと我々は、2日目の上演校の藤ノ花女子高校さんと同宿だったのでした。夕飯の後、食堂でミーティングをなさっていて、舞監さんか部長さんだと思いますが、予定時間の確認をテキパキと進めていたのが印象的でした。ウーム、流石全国出場校。それに比べて我が校は…。夕食の時間に10分も遅刻してくるなよ(怒)。

という訳で2日目の午前中は、その愛知の藤ノ花女子高校さんの「幸せになぁれ」と群馬代表新島学園高校さんの「りょうせいの話」。「幸せになぁれ」は妊娠・中絶・出産を真正面から扱った作品。妊娠に対する生理的な実感みたいなものが感じられました。その辺りの巧みさは、女子高ならではなんだろうなと思った次第です。抽象的で美しいセットも印象的でした。「りょうせいの話」は、廃止が決まった寮での夏休み最後の日を描いたコメディ。役者さんが皆達者で、しかも抜群に間がいいので、場内は爆笑に次ぐ爆笑。お腹の皮をよじりました。
午後の口開けは、長野県岡谷南高校さんの「オイディプス」。有名なギリシャ悲劇を換骨奪胎して、有名人に対する大衆の残酷な関心を、マスコミに代表させて描いていました。巨大な白い円柱がとってもハイセンスでした。装置に関するアクシデントが惜しかった。見せたかっただろうなぁ。
次は高知県立春野高校さんの「駆け込み訴え」。太宰治の小説を、そのまま舞台に載せた一人芝居。迫力ある口調と、抑制されていながらも計算された動きで、キリストを売るユダの心情を熱演していました。地絣だけで何もない舞台が潔く、空気を変える為だけに使われる照明が見事でした。今大会のホールは音響があまり良くないせいでしょうか、台詞がもっと通れば言うこと無かったんですが。
最後は山形県立置賜農業高校さんの「どんがら山奇譚」。災害で仮設住宅に住んでいたお年寄りが脱走し、村に帰ってきてしまうお話。なんとミュージカルです。しかも生演奏。お芝居らしいお芝居を、しかもミュージカルで堪能させてもらいました。

昨日は「眺めやるばかり」なんて書きましたが、実は先日、越智優さんに青年劇場のお芝居のご招待を戴いたので、昨日勇気を出してちょっと会釈だけしたんです(←かえって失礼な奴)。そしたら今日は何と、あちらから呼び止めて下さって、ご同行されていた方をご紹介いただきました。やはりあのスマートな美人は、川之江高校の曽我部マコト先生でした。「ホット・チョコレート」と「パヴァーヌ」と「商品出納室の人々」が大好きな顧問は、もう恐縮して満足に口も効けませんでしたが、驚いたことに、曽我部先生ったらこのブログをたまにご覧になっているとか(!)。今年のエイプリルフールの悪ふざけに、やんわりとお叱りを受けてしまいました。ご免なさい、もうしません。
私も「言わせていただきます」毎日楽しみにしてるんです。それにしても、こんな弱小演劇部のブログにまで目を通されているとは、流石というか何というか。恐るべし曽我部先生。

2008年8月 8日

全国大会1日目

暑い!NHK vs K本全国大会の視察のため、群馬県桐生市にやってきました。桐生も暑いです。宿に荷物を置かせてもらって、「日傘持ってくるべきだったね」とかいいながら40分並んで入場。その間、この春まで秩父農工科学高校顧問だったW林先生とお会いして、退職記念誌の御礼を申し上げたり。
午前中は、大がかりなセットと集団のエネルギーが炸裂した神奈川県立大船高校さんの「山姥」と、出産という現象を抽象的な装置で正面から描いた東京都立東高校さんの「羊のお水 さようなら」。東高校のヒロインさんのお顔が、OGのH狩にちょっと似ていて何となく嬉しかったり(笑)。
午後は青森県立青森中央高校さんの「河童」と島根県立三刀屋高校さんの「暮れないマーチ」、そして北海道大麻高校さんの「カノン」。
「河童」は、ある日いきなり河童に変身してしまった少女を巡る物語。
「暮れないマーチ」はいつもの亀尾ワールドが、美しい照明と見事な言葉遊びの中に展開されました。「カノン」は、別れた母を訪ねる少女の心の軌跡を描いた作品。最小限のセットで効果的に場面転換していたのが印象的でした。
今日の圧巻は何と云っても「河童」でした。ボディブローのようにじわじわと効いてくる恐ろしさ。一瞬で場の空気を変えてしまう演技力。河童ちゃんの魂の叫び声。圧倒的な破壊力でした。

処で会場では、有名な方々をあちこちでお見かけしまして、ミーハーな顧問は大喜び。
「あ、畑澤聖悟先生だ。ホントにバンダナ巻いてるんだ」とか「おおっ、越智優さんだ。ということは、お隣のスマートな美人は曽我部マコト先生かしら」とか、アカデミー賞の授賞式に取材に行った民放TVの女子アナみたい。でも、凡夫非才の身には仰ぎ見るような方々ばかりで余りにも畏れ多いので、引っ込み思案な顧問は遠くから眺めやるばかりでした。

そうそう。昼休み、感想書いたりしてロビーでウロウロしていたら、3年生のK本が取材に来ていたNHKのカメラに捕まりまして、感想を聞かれていました。今年度の「青春舞台2008」で放映されるかもしれません。やったねK本。

2008年8月 7日

スタッフ会議

とにかく22日の合宿まで間がありません。合宿にはゲネプロをしなければなりませんから、全ての仕事が突貫工事です。今日は第2回のスタッフ会議。問題と仕事は山積しています。
それ以外の時間は稽古。主にD口の下人の演技を中心に小返し。初心者なので、直せば直すほど、面白いくらい変わってゆきます。でも、礼儀正しいのか気が小さいのか、一言駄目出しする度に「ハイ、すみません。すみません」を連発するのはどうかなぁ。

明日から群馬県桐生市まで、全国大会の視察に出かけてきます。全国レベルの芝居を一杯観て、山ほどの元気と勇気とアイデアをもらってこようと思います。

2008年8月 6日

九十九里

ベニヤ切りうわっ、高い!午前中は半立ち稽古。もう一言ずつ直しまくって小返ししまくって。観念的な台詞が多いので、雰囲気だけの一見もっともらしい台詞回しになりがちですが、上っ面でない、腹から湧き上がる感情に乗せた演技を心がけてください。また、台本全体を見通して、芝居を構築する作業が必要だと思います。
さて、大道具の方は、昨日完成させた骨組みに、所々カッターで切断しながらベニヤを貼る作業。カッターはいきなり力を入れて切ろうとしないで、軽く何度も何度も刃を走らせて切った方が安全で早く綺麗に切断できます。決してノコギリを使わないこと。
全ての骨組みにベニヤを貼り終えて、立ててみました。9尺のタッパなんてパネルで見慣れているはずなのに、四角い柱にすると、やたら高く感じられます。
後は色を塗るだけです。徳川家康の言葉を借りれば、作業半ばといった処。

苦言

「先生、釘がなくなりましたぁ」とか私に云うなよ。「じゃあどうするのか」を自分たちで判断しなさいよ。
「部室に釘ありますかぁ?」なんて聞くなよ。「君達の」部室に何があるかなんて私は知らないよ。
なんだか私が命令して部活させてるみたいじゃない?
部活なんて「自分たちがやりたいから」やるものだろ? それとも、一つ一つ指示されなきゃ何していいのか分からないのかな。

「自分たちで」考えて、「自分たちで」相談して、「自分たちで」決めて、「自分たちで」創り上げるから面白いんだよ。その為のお手伝いなら幾らだって致します。手に余る部分があるなら引き受けます。でも、あくまで部活動の主体は君達自身でしょう。「釘がないからもう作れません」なんて、プライドってもんがあるなら口が裂けたって云うな。
どうせ云うなら、「釘なくなっちゃったんで買ってきたいんですけど、釘代500円立て替えてもらえませんか?」とか「カミナリ鳴ってるんで、すみませんけど車出してもらえませんか?」だろ。そうすりゃ喜んで出しますよ。お金だって車だって手だって口だって。

あ、でも、できないことは無理だけど。「目でお煎餅を噛め」ったって、そりゃできない。

2008年8月 5日

今度こそ

リベンジ枠組み完成寸法違いの部材を使ったので歪になってしまった部品を作り直すことになりました。部材をぶっこ抜いてみると、妙にスポンスポン抜けます。よく見たら、打つのに寸5の釘を使っていたのでした。小割には寸7の釘の方がいいですね。これも打ち直し。
猛暑の中の作業で汗だくになって、とりあえず枠組みだけは完成しました。後はベニヤ貼りです。

2008年8月 4日

技術講習会

埼玉会館へ、技術講習会に出かけてきました。毎年この時期に行われる講習会ですが、今年は実際に人形立てを作ってみるという、実践的な内容でした。直角を出すため、平台の角に角材を仮打ちしてから繋ぐという手法です。平台がなければコンパネでもオーケーですね。そこに三角に切ったベニヤで補強して一丁上がり。それから雪駕籠の作り方と、振り落とし用の振り竹の作り方。他にも照明Q&Aとか。勉強になりました。
個人的には、スタッフさんたちのガチ袋を間近でじっくり眺められたのが楽しかったですね。

2008年8月 3日

崖の上のポニョ

を、先日観てきました。アニメーションとしての出来映えは凄まじい限りで、画面の隅々までセル動画が動きまくっています。圧倒的な高品質アニメーションです。一見の価値は確かにあります。でも、ストーリーはと云うと、こんな話です。
大洪水で町が水没して、さぁ大変だと思ったら、何とそれだけではなくて、全世界までが滅びの危機に瀕していたという絶体絶命な状況に。そして全世界が救われるか否かは、たった5歳のソースケ君の行動にかかっているのです。具体的に云うと、ソースケ君のポニョに対する想いが揺らがないかどうか。それなのにちっとも「ソースケ君頑張れ!」という気持ちにならないのは、二人が最後までラブラブなのが分かり切っているから。だから世界の危機を叫ばれても、盛り上がりってもんに欠けます。
普通こういうシチュエーションなら、二人が喧嘩したり、仲を裂こうと近づく恋敵が現れたりするものなんですが、そういった危機は皆無。かろうじて所ジョージさん扮するポニョのお父さんがそんな感じなんですが、この人の行動原理がいまいちはっきり提示されないので、物語に感情移入したくなりません。
個人的に許せないのは、海水魚をいきなり水道水に放り込む主人公の行動。絶対真似しちゃいけません。死んじゃうよ、そんなことしちゃ。

それと、せっかく古生代の甲冑魚やらウミサソリやら三葉虫やらがうようよしてるんだから、ポニョなんかほっといて一匹ぐらい捕まえて欲しかったなぁ。ああ勿体無い。

2008年8月 1日

またやったぜ

ナグリを振るう完成記念撮影大道具の製作2日目です。昨日の内に、ある程度まで角材を切断しておいたので、今日は主に組立てる作業です。顧問が残りの部材をスパスパ切っている隣で、部員諸君は何だか黙々と、ひたすら釘を打っています。もっと楽しく作業しようよ、歌でも歌うとかさ。
これが問題の…組み立て作業は随分苦労していましたが、ようやく一つ完成。「出来たぁ!」とか歓声が上がったので記念撮影したりしたんですが、何となく形が歪です。よくよく見ると、部品を間違えてサイズの違う角材を使ってました。全部作り直しです。確か春大でも同じ事やったぞ君達は。

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