
全国大会の視察のため、群馬県桐生市にやってきました。桐生も暑いです。宿に荷物を置かせてもらって、「日傘持ってくるべきだったね」とかいいながら40分並んで入場。その間、この春まで秩父農工科学高校顧問だったW林先生とお会いして、退職記念誌の御礼を申し上げたり。
午前中は、大がかりなセットと集団のエネルギーが炸裂した神奈川県立大船高校さんの「山姥」と、出産という現象を抽象的な装置で正面から描いた東京都立東高校さんの「羊のお水 さようなら」。東高校のヒロインさんのお顔が、OGのH狩にちょっと似ていて何となく嬉しかったり(笑)。
午後は青森県立青森中央高校さんの「河童」と島根県立三刀屋高校さんの「暮れないマーチ」、そして北海道大麻高校さんの「カノン」。
「河童」は、ある日いきなり河童に変身してしまった少女を巡る物語。
「暮れないマーチ」はいつもの亀尾ワールドが、美しい照明と見事な言葉遊びの中に展開されました。「カノン」は、別れた母を訪ねる少女の心の軌跡を描いた作品。最小限のセットで効果的に場面転換していたのが印象的でした。
今日の圧巻は何と云っても「河童」でした。ボディブローのようにじわじわと効いてくる恐ろしさ。一瞬で場の空気を変えてしまう演技力。河童ちゃんの魂の叫び声。圧倒的な破壊力でした。
処で会場では、有名な方々をあちこちでお見かけしまして、ミーハーな顧問は大喜び。
「あ、畑澤聖悟先生だ。ホントにバンダナ巻いてるんだ」とか「おおっ、越智優さんだ。ということは、お隣のスマートな美人は曽我部マコト先生かしら」とか、アカデミー賞の授賞式に取材に行った民放TVの女子アナみたい。でも、凡夫非才の身には仰ぎ見るような方々ばかりで余りにも畏れ多いので、引っ込み思案な顧問は遠くから眺めやるばかりでした。
そうそう。昼休み、感想書いたりしてロビーでウロウロしていたら、3年生のK本が取材に来ていたNHKのカメラに捕まりまして、感想を聞かれていました。今年度の「青春舞台2008」で放映されるかもしれません。やったねK本。

