遅刻したら息せき切って走って来よう。
ドアを開けた瞬間に、大きな声で「済みません、遅れました!」と言おう。
そしたら先に来ている人達は、「遅ーい!」と文句を言うんだ。だってそいつは皆を待たせたんだから。そして皆は待たされたんだから。
ましてや欠席は極力しない努力を。あんまし気軽に風邪引くな。体調管理しなきゃ。本番やリハで全員揃うのに普段集まれないのは、基礎練をなめてると言われても仕方ないよ。
演劇って、キャストが一人欠けただけで稽古が出来なくなるもんでしょ?
基礎練だって、全員が顔を揃えて一緒に「あー」だの「うー」だのってやらなきゃ。だって「同じ釜の飯を食う」ことが必要なんだ、「絆を深める」為に。部活なんだから。
単純でつまらなくて時には辛くて苦しい基礎練を、毎日毎日「一緒に」続けることが、カラオケや楽しいお喋りでは得られない「何か」を、きっと育んでくれるはずだから。
誰かを待たせてしまうって事は、その人の人生の何分か何時間かを、こちらの都合で奪ってしまう行為だと思う。だから、我々はそのことに対して常に批判的でなければならないんだ。各々がそれぞれなりの事情を抱えて、それでも時間と都合を融通して部活に参加しているからこそ。
もっとお互いの時間を大切にしよう。そして相手を待たせてしまうことをもっと恥じよう。
それから、こうも考えてみよう。これは部の問題なんだと。もし、今そんな雰囲気に欠けているとすれば、それを容認し、助長してきてしまった責任も、等しく全員にあるはずだと。下級生にきちんと注意してこなかった上級生。上級生を正しく批判しなかった下級生。互いに馴れ合ってしまった同級生。部員をしっかり指導しなかった顧問。顧問に文句の一つも言わなかった部員。つまらない遠慮をして、大切な厳しさを放棄して、安易に許し合ってしまった自分たち。
いつも誰かが居ないから、こんな話を全員にしたくても一編で終わらなくて、結局2日も3日もかかってしまう。今日も昨日と同じ話を繰り返したけど、馬鹿げてるでしょ? 私も同じ話を2度も3度も繰り返すのは嫌だし苦痛です。(しょうがないから、こうやってブログなんかに書き散らして憂さを晴らしているんだけど、我ながら非生産的)
こうであって欲しいな。これは私の理想の部活の様子。
定刻にはいつも全員が揃っていて、もちろん着替えも既に済ませていて、部長の号令で基礎練が始まる。キャストが揃っているから、どのシーンの稽古をするかも演出の望み次第。
たまぁに誰かが遅刻してきても、そいつはダッシュで駆け込んできて、息を整える間もなく「済みません、遅れました!」と叫ぶ。皆は「遅ーい!」「何やってたんだよ」とか文句を言いつつ、そいつの場所を空けてやる。そいつも「担任に呼ばれてて」とか言いながら、速攻で着替えて練習に参加する。…で、その頃になって「よお、やっとるかぁ」と顧問がポテチ食いながら顔を出す、と。(何だ顧問は遅刻かい!)
…とまぁ、本当はこんな風にもっと穏やかに、理を尽くして語りかけるつもりだったんですが、つい腹立ち紛れに嫌味で陰険な物言いと行動をしてしまって、むしろ反発を買ってしまったみたいです。せっかくのお説教もこれでは逆効果でした。反省してます。
だから怒らないで下さい、S井さん。