抱っこ
「フルハウス」みたいなアメリカのホームドラマなんか観てると、向こうの人達はもう、しょっちゅうハグし合ってますが、日常生活で相手を抱き締めるってのは、我が国の風習にないんですね。だから舞台の上でそれをやれって云われても、良くて恋人同士の妖しい雰囲気になってしまうのが関の山で、下手すると肩を組んで応援歌歌うみたいになったり、大相撲の結びの一番みたいになったり。でもこれが綺麗に決まらないと、この芝居は台無しなんですが。
「フルハウス」みたいなアメリカのホームドラマなんか観てると、向こうの人達はもう、しょっちゅうハグし合ってますが、日常生活で相手を抱き締めるってのは、我が国の風習にないんですね。だから舞台の上でそれをやれって云われても、良くて恋人同士の妖しい雰囲気になってしまうのが関の山で、下手すると肩を組んで応援歌歌うみたいになったり、大相撲の結びの一番みたいになったり。でもこれが綺麗に決まらないと、この芝居は台無しなんですが。

今日も2年生は日本史のお勉強。それにしても何だよ、「風鈴火山」とか「上杉検心」って。
U原は今日がお引っ越し。新居は高層マンションの13階だそうで、「13階の眺めやばいよ。世界は自分の物だぁ! みたいで」と喜んでいます。勢いで世界征服を企まないように。
春大組は昨日に引き続き抜き稽古。今日は3月中旬の陽気だったそうで、久々に暖かい1日でした。顧問はストーブの前でついウツラウツラしてしまって、気がついたら稽古が終わっていたのでした。

卒業公演も終わって、いよいよ本格的に春大の稽古が始まります。今日はまず第1回のスタッフ会議。そして家庭科室に探索隊を派遣する件りの抜き稽古。ここ10日間ほどは卒公にかかりきりだったので、何だか新鮮な気分でした。でも、来週の火曜日からは学年末考査1週間前で、3月10日まで部活動停止なのです。うーむ。
それでも部員達は、後期入試中は6連休になるので、焼き肉屋で卒公の打ち上げをするとか云ってます。それより試験勉強しなさい。
2年生が日本史に出てくる歴史上の人物の名前を勉強してます。「本能寺で織田信長を倒した武将は?」「えーと、アケチミツヒデ?」「正解。書ける?漢字で」「こうだっけ?」…それは「明治」光秀。他にも徳川家安とか富豊秀吉とか。あーもう! いいですか、赤点だけは取ってはいけません。赤点禁止。
今年度の部費が3万数千円残っている(ハズ)ので、充電式のインパクトドライバーを買うことにしました。マキタのTD130DRFXW。今までは、顧問が個人的に持っているのを使っていたんですが、やはり部の備品として必要だろうということになったものです。大道具は基本的に、ナグリで釘を叩いてこしらえる物ですが、電動工具があると作業が飛躍的に早くなります。特に金具の固定には抜群の威力を発揮します。また、釘の場合はバラシ易いように、最後まで打ち込まず頭を出しておくことが多いのですが、折りたたみ式の人形やパネルだとそうは行きません。そんなときはコーススレッド(スクリュー式の木ねじ)とインパクトドライバーの出番です。組立もバラシもあっという間です。ただし、これに慣れてしまうと釘が打てなくなってしまうという諸刃の剣(笑)。まぁ、目的に応じて賢く上手に使い分けるって事で。
視聴覚室に残った灯体やエントラなどを片づけた後、多目的室で卒業公演の反省会をしました。一時期はあんなにピリピリ、カリカリしていたのに、終わってみれば何とも和やかな雰囲気。それというのも、自分たちでも満足のいく舞台に仕上がっていたからでしょう。進行、演出、美術、照明、音響、衣裳等々、部門別に反省点を出し合って上がりました。舞監のU原も肩の荷が下りた様子です。
3年のS井はこれで「とうとう」引退です。あと2週間で卒業ですから、本当にギリギリまで部活をやっていたことになります(よく頑張ったねぇ)。お疲れ様でした!
今日が本番!

とうとう本番がやってまいりました。午前中は立て看を出したり案内の矢印を張ったり受付を作ったり。そしてキャスト陣は直前まで台詞の稽古。そうこうするうちに時間は刻々と過ぎて、開場時刻。そして、あっという間に本番が始まりました。多少怪しいところもありましたが、まずまず乗りよくテンションよく芝居が進み、あっという間に終幕を迎えました。
ご来場下さった皆様、私どもの拙い芝居を最後までご覧下さり、まことに有り難うございました!
片付けを始めたと思ったら、U原の友だちが時間を間違えたとかで遅れてご来場。U原たってのお願いで「もう一度」上演することになりました。二度目の方は肩の力が抜けたせいか、最初よりも良い出来です。二度上演するなんて思っていなくて、ビデオテープの準備してなかったので、こちらは幻の公演となってしまいました。残念。

片付け終わって、U原の中学時代の恩師にいただいたお土産のシュークリームを食べ食べミーティング。今日で引退の3年S井を泣かせてやろうと、2年生たちが色々画策していますが、どうも晴れ晴れとした笑いが起こって上手くいきません。土台、「泣かせてやろう」という意図からしてもう動機が不純極まります。「しょうがないから」と皆が諦めてお開きにした後、U原が渡した手紙を読んだS井が、多目的室の隅で感涙にむせんでいます。苦楽を共にした共演者の、万感迫る暖かい言葉に勝るものはありませんでした。
と、これだけなら「ちょっといい話」なんですが、S井の泣き顔を見た途端、全員が周りを取り巻いて拍手して喜んでるんですから、全く困ったもんです。
卒業公演まであと1日

本番を明日に控えて、会場設営。なんと全校の廊下を業者さんがワックスがけするので、校舎内は立ち入り禁止です。作業の合間を縫うように、ゲリラ的にパネルを搬入して、アンプやスピーカーを運び込んで。照明は既にセッティング済なので、今日は主に大道具の立込みと音響の配線、窓の隙間の目張り作業です。
なんとか3時頃までにはテクリハが終わって、それからゲネプロ(お客のいない本番みたいなもの)。いやいや大変。皆なして台詞を噛んだり飛んだり忘れたり。「通し稽古」となると鬼のように厳しい舞監U原。ぶっ続けに2回通し稽古しました。本人は4回くらいやりたかったみたいですが、流石にそれはちょっと無理でした(笑)。各自不安を抱えて上がりました。大丈夫かなぁ。
卒業公演まであと2日
さいたま芸術劇場に、舞台技術講習会に行ってきました。毎年芸術劇場のプロのスタッフさんを講師にお招きして、大道具や照明などの技術を、県下の顧問と演劇部員諸君にレクチャーしてもらう催しです。今年は音響技術についてがテーマで、同じ台本・同じキャストで、音響のプランニングとオペレーションだけを、高校生とプロとで比べて見ようという贅沢な企画です。
当初音響だけのはずだったのに、舞台監督の宮崎氏が張り切ってくださって、セットから照明から演出から、もう至れり尽くせり。セットは宮崎氏の装置図を元に、草加東さんが腕にヨリを掛けてくれて、キャストは越谷南さん・越谷北さんの混成チームを宮崎氏が演出。久喜工業高校の妹尾先生の台本「夏央」を演じてもらいました。
物語は失踪した花火師とその娘を巡るほろ苦い物語。最初は坂戸高校さんの音響で、叙情性豊かな舞台が展開されました。休憩を挟んで次は芸術劇場の市川氏による音響プランで、全く同じ舞台を上演。坂戸高校さんの音響も十分高い水準で、「お前やってみろ」と云われたって真似できないくらい良くできていたと思うんですが、芸術劇場チームの音響の素晴らしさといったら、流石はプロ。その圧倒的な違いは素人目にも明らかです。何がどう凄いのか、説明を受けるまでさっぱり分からないほど凄いものでした。
実際に機材を触らしてもらったりして、充実した一時を過ごさせていただきました。部員諸君もきっと大いに参考になったと思います。
講習会の後、学校に戻って卒業公演の稽古をしました。なんか本番近いせいかピリピリした雰囲気。かく言う顧問もちょっとそんな感じで、反省反省。
卒業公演まであと3日

PTA後援会から部活動活性化のため、各部にお手当てを戴ける事になっています。演劇部では、長年欲しかった音響機器と電動工具の購入に使わせて戴きました。多目的室に持っていったら、みんなしてボタンを叩きまくって面白がっています。便利でしょう?その横で某部員が、昨日使った「小道具」を頭部に装着して喜んでいます。「馬鹿だねぇ(by寅屋のおいちゃん)」。仮面ライダーに出てくる怪人みたいだぞ、某部員。
卒公組は視聴覚室で抜き稽古。やはり稽古不足は否めず、美咲絡みのシーンが弱いようです。あと2日で仕上げるんだ。
明日はさいたま芸術劇場で音響の技術講習会です。同じシーンの音響を、高校生とプロの方に比較操作してもらおうという企画。楽しみ。
卒業公演まであと4日
上尾高校にて春季演劇祭大宮地区の打合せ。日程が正式に決定しました。4月19日(土)~20日(日)、伊奈県民活動総合センターにて開催します。本校の上演は日曜日の11:20~12:20。演目は越智優氏の名作「夏芙蓉」です。思えば4年前の秋大で上演して、県大を逃してしまった本校にとっては思い出の作品。今回はパネルを使わず、すっきりした舞台にする予定です。乞うご期待。
顧問は地区常任委員会に出席の為出張でした。帰ってきたら、卒公組がとんでもない「小道具」を使って稽古中でした。色と言い模様と言い爆笑ものです。しかもそれを扱う黒マの姿ときたら…。乞うご期待。
卒業公演まであと5日
埼玉県は前期募集の選考会議のために、午後は放課で、しかも生徒は完全下校です。
係の業務を終えて一段落したので部室を覗いたら、1年生軍団がソファーに座ってくっちゃべっていました。愚痴とY談に花が咲いていたらしゅうございます…て、6時間もやってたの君達。
卒業公演まであと6日
珍しく午後から稽古。それも2時45分から!
少し暗転の稽古などやりつつ、美咲絡み以外のパートを抜き稽古。大分芝居が腹に入ってきている感じで、シーンによってはほぼ直す必要を感じません。後は台詞がしっかり入れば。何しろ、時々話がワープしてしまうので、それがちょいと心配。一度、5ページ飛んだときは流石に驚いたけど、それに気がつかなかった自分にも驚きました(笑)。
卒業公演まであと7日

卒公組は今日初めての通し稽古をしてみました。台本が上がってから一ヶ月で、ここまで持ってこれたことを、素直に褒めたいと思います。いや、みんな大したものです。
それで出来の方はどうだったかというと、これが中々の出来映え。台詞が完全に入ってないせいもあり、後半は失速してちょっとどんよりしてしまいましたが、前半は快調にかっ飛ばして、少女マンガみたいなこの芝居の世界が楽しく展開しました。S井とU原の噛み合った掛け合いが、楽しい舞台になっていました。いいんじゃないでしょうか。私(顧問)は割と好きです、こういうの。
OGのT中が遊びに来ました。今年度卒業したと思ったら、もう就職活動なんですって。第一志望に入れるといいね。
土曜日なので、朝から視聴覚室を占領して小返しに次ぐ小返し。ようやく各自台詞が入り始めてきた感じです。洋輔君のシーンもメールを打つシーンも、つっかえながらも何とか乗り切れるようになってきました。
U原が着実に実力を付けてきて、とても上手くなってます。S井とタメで渡り合ってます。時々気押されて仰け反っているので、そこは気をつけて。
S井は好き嫌いが多くて、好物がグラタンとパスタとショートケーキ。でも果物が苦手なのでショートケーキのイチゴは避けて食べるんだとか。U原が「それ、『ショートケーキが好き』なんじゃなくて、『スポンジと生クリームが好き』なんじゃないですか?」と、もっともなツッコミ。他に苦手なのがタマネギとトマトとナスとセロリと…とにかく苦い物全般が苦手のようで、「だから私、かりんとうもダメなんだ」と云った途端、後から羽交い締めにしてかりんとうを食べさせようとする部員達。何やってんだ君達は。
3年生の卒業が決まる学年末の成績会議がありました。何人卒業して何人落第するかを決めて多目的室に顔を出すと、役柄を取り替えっこして遊んでいます。稽古が行き詰まった時、上南の演劇部でちょくちょくやってる稽古方法です。去年の「人間未満」でも、遠坂さんごっこで試してみましたが、今回は唯と黒マと美咲を部員総当たりで取り替えっこです。本人たちは演技のヒントを何とかして掴みたい一心なんですが、はたから見てると遊んでるようにしか見えないのがこの稽古の不思議な処。U原の美咲がとても良くて、K山が唸っていました。曰く「すげぇ参考になった」。

台詞云いながら同時に動くって事は難しいものです。ついつい、動きを止めては一言喋り、台詞を言い終わってから小道具を持つといった具合で、会話しながら日常の動作を続ける事が出来ません。これを自然に出来るようになると、無駄な沈黙がなくなって会話にもテンポが生まれるし、演技の情報密度もグンと高くなって見た目にも面白くなります。
せっかく体育館から本物の灯体を持ち込んだんですから、ちょっとフィルターなど入れてみることにしました。昨年度の技術研修会で教わった方法です。なるほど。

昼過ぎからちらほらと雪模様。そんな中、卒公組は視聴覚室で「半通し稽古」。「通し稽古」ではないのは、プロンプ入れつつだからです。OGの神田やY田君が差し入れ持って陣中見舞いに来ました。キャスト陣は必死に台詞を入れようと努力していますが、中々思うに任せない様子。頑張れ。
夜半に降った雪で路面が凍結。道路は渋滞するは、登校途中にこける生徒は続出するはで、朝から大騒ぎです。
明日の入試に備えて、午後からは校舎内立入禁止。仕方がないので、寒い寒い部室で台詞を覚える稽古。風邪引かないように。

朝から雪です。しかもドカ雪。3センチくらい積もっています。急遽時間を変更して、昼過ぎから集まることになりました。何もこの雪の中集まらなくても、と思うんですが、明後日からの入試に備えて、多目的室の演劇部の諸々を片付けなくてはならないのです。雪が降ると分かってたら、昨日の内にやってしまったんですが。
部室に運び込んでザザッと掃除して、せっかくなので卒公の稽古を2シーンほど。芝居そのものは、もうだいぶ仕上がってきました。後は台詞を入れるだけ。客入れと客出しとカーテンコールのBGMを決めてお開きにしました。

卒業公演は視聴覚室で行います。文化祭みたいに大会議室で、とも考えたんですが、どう考えても窓の目張りをするのが大儀そうなので、雨戸があって簡単に暗くできる視聴覚室になった次第。で、休日なのをいいことに、視聴覚室のステージに試しに照明を組んでみました。
体育館から灯体を二つとピンスポを一つ持ち込んで、チョイチョイと配線して点灯させてみたんですが、結構いい感じです。何時もここで稽古できるといいなぁ。
春大組は冒頭のお喋りシーンを抜き稽古。M口、適当に勘で読まないこと。まず一文字ずつ誠実に口にしましょう。I村、ダブルミーニングを常に心がけて。このキャラクターの台詞は、殆どが伏線になっているんだから。
それから、駄目出しの時は必ず何か発言しよう。芝居は皆で作るものだし、駄目出しを考えながら稽古を観ることが、何よりも勉強になるんだから。なので、「ありません」は禁止です。
3年生が学年末考査中で出てこられないのと、残りのキャストが練習休んでいるので、卒公組は練習が出来ません。おかんむり状態だった黒マが、とうとう一人で練習始めたもんだから、他の部員達が心配して、様子見に行ったり声掛けに行ったり。何だか天の岩戸みたいです。