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2008年9月 アーカイブ

2008年9月30日

ビデオ鑑賞会

只今鑑賞中視聴覚室にて秋大のビデオの鑑賞会。K山曰く「アタシってこんな声なんだ」。知らなかっただろ。自分の声ってビデオで聞くと違和感あるからショックなんだよね。
下人が羅生門の階段に足をかけた瞬間、照明がF.O.する手際は講評でも褒められた処。確かに、ビデオで改めて観てみると、絶妙なタイミングで暗転しています。照明担当のMのお手柄。ここは全員が拍手でした。S谷の音響も、ここぞという時に音が変わっていい感じです。
髪の女が目を動かすと、白眼がギョロッと見えて迫力があります。この辺りも狙い通り。でもサラシが緩んだのを気にして、胸をはだける動きが中途半端なのが残念。見えるの覚悟で思い切ってやっちゃえばよかったのに。伝説になったのになぁ...とか云ってたら、「ニプレス買ってくれ」ですって。
そろそろ県大の書類を書き始めないとなりません。ああ憂鬱。

2008年9月29日

今は笑おう

先輩のお言葉を頂戴するんだこれがその先輩3F多目的室で反省会をしました。審査員の先生方に講評で指摘されたことは虚心坦懐に受け止めましょう。自分たちの良かった点にプライドを持って、悪かった点を素直に認めて、到らなかった点を深く反省して。決して天狗にならずに、卑屈にもならずに、県大に向けて我々の芝居をもっともっと良いものにして行こう。胸を張って芸術劇場の舞台に立とう。そうだよ。あのステージにまた立てるなんて、我々はとても恵まれているんだからね。
K藤先生3年生のK本の感想も、暖かくて人柄が滲み出るようなものでした。反省会の間も終わった時も、皆とてもいい笑顔でした。明日からまた練習が始まるとしても、今日は屈託なくケラケラと笑い合ってていいでしょう。だって皆、とても良い笑顔だから。

おっと、県大会といえば、あの悪夢のような書類作りが待っているんだ。忘れまいぞ。...ああ、頭痛い

ファスト・エディ逝く

俳優のP.ニューマン氏が亡くなりました。83歳でした。
中学の時、TVで「暴力脱獄」を観て以来のファンでした。高校の時、「スティング」の詐欺師ゴンドーフ役に痺れて、矢も盾もたまらず映画館に観にいった「タワーリング・インフェルノ」。S.マックィーンも大好きな私は、あの有名なクレジットからラストシーンまで、幸せ一杯でスクリーンを眺めていたものでした。
それからレンタルビデオで観た「ハスラー」のファスト(早打ち)・エディの魅力的だったこと。J.キャリー主演の「マスク」のラスト近くの台詞―「お前もなかなかやったが、俺の目の黒い内は常に俺が一番だ」―も、「ハスラー」のミネソタ・ファッツの決め台詞のパロディです(豆知識)。「ハスラー2」の同じ役では完全にトム・クルーズを喰ってて、格の違いって奴を見せつけていました。ラストの「カムバックだ!」は実に格好良かった。「評決」での職業的良心に目覚める弁護士役も渋くて素敵でした。レッドフォードと並んで、弁護士と上院議員役が似合う最後の俳優だったと思います。申し訳ないけど、B.ウィリスやR.デニーロやM.フリーマンじゃあなぁ。
ティム・ロビンス主演の「未来は今」では、悪い上役を楽しそうに演じていました。晩年声が割れてきて、それがたまらない魅力でした。「カーズ」ではその特徴的な声を活かして声優も務めていましたね。
アメリカに旅行したとき、スーパーの棚に彼の顔が印刷されたサラダドレッシングを見つけて嬉しかったのを覚えています。また一人、スケールの大きい本当のスターが鬼籍に入ってしまいました。合掌。

2008年9月28日

秋大終了

秋大2日目
緊張の講評いまいち緊張感のない表彰式地区大会が終わりました。今日は大宮北高校さん、大宮高校さん、伊奈学園総合高校さんの三校。いずれも伝統の持ち味を活かした良い舞台でした。
講評については、指摘されたことの一つが、緞帳のないホールでの幕開きと終幕の工夫について。確かに、そうやった方が格好いいですね。なるほど、そこまで考えていませんでした。まだまだ甘いですね。講評の後は、各校ごとに表彰状の授与式。上尾南は「総合的な舞台効果において優れた成果」に対して表彰されました。
さて、会場片付けの後、県活ロビーにて審査結果発表です。今回の大宮地区は、西部所沢地区と同じブロックで、両地区から二校が中央大会に進みます。結果は、西部所沢地区からは入間向陽高校(次席が所沢西高校)、そして大宮地区の代表校は...
上尾南高校でした(拍手)!
審査結果発表の瞬間これで通算8回目、4年連続の県大会出場となります。これというのも、応援して下さった皆様のおかげです。暖かいご声援ありがとうございます。今の芝居に、更に磨きを掛けて県大に臨む所存です。今後とも上尾南高校演劇部をお見捨てなきよう、よろしくお願い申し上げます。

ロビーで部員とくっちゃべっていたら、声を掛けてきた人影がいます。見るとOGのM島(姉)ではないですか! バトンの発表で県活に来ていて、「何だか高校生が多いな」と思っていたら、演劇部の大会だと気がついたんだとか。観られなくて残念。今度卒業生の会でBBQやろうね。面白バナシ一杯聞かせて下さい。

大宮地区の次席は大宮高校さんでした。個人的に、お姉ちゃん役の彼女がとても自然で素敵でした。山台の設計で、少しだけお役に立てたのが嬉しいです。今後とも頑張って下さい。

2008年9月27日

秋大本番

秋大1日目
立て看板立て込みいよいよ秋の地区大会が始まりました。大宮地区の8校が集う、地区最大のイベントです。本校は上尾高校さん、桶川高校さんに続いて3番目の上演でした。昼休みの前半を利用しての立て込みは制限時間20分ジャスト。午後からの本番も快調な滑り出しです。快調すぎてテンポが良すぎるくらい。結局、普段の通しより1割も短い45分で終了しました。でも、テンション高めで迫力があって、大変良い出来だったと思います。
芝居がはねた途端、それまで死んでいたはずの髪の女役U原が飛び起きて、大声で「撤収!」と叫んだのは可笑しかったです。それよりもっと可笑しかったのは、バラシ終わって舞台を引き払う時、スタッフさんに「ありがとうございました!」と全員で元気一杯挨拶したら、客席から拍手が起きたこと。何だかバラシの後でカーテンコールしたみたいでした。きっと我々のバラシが案外上手で面白かったので、お客さんが芝居の後も観てて下さったんでしょう。ご褒美みたいなハプニングでした。
仏様だよ役立たず!「今年のセットは動かないんですか?」と他校顧問の某先生から尋ねられました。「去年の自動ドアみたいなのはないんですか」と。でも羅生門には自動ドアはありません。本当はドリフのセットみたいに屋台崩しにしたかったんですが、諦めたんです。でも来年は、天井から自動車を落とします(嘘です)。
OBOGのH田、K田、T中、S井、I澤君、Y田君、観に来てくれてありがとう。合宿の時来てくださったM田さんも、H田と一緒に来てくれました。本当にありがとうございます。

入り口の立て看板を撮影していたら、他校の部員さんが「ブログの撮影ですか?」と声を掛けてくれました。「ちょくちょくチェックしてるんですけど、時々書き直してますよね」ですって。だって、アップした後で思い直して推敲することがよくあるんですよ。だからあまり頻繁に見ないでくださいな。でもありがとうございます。今後とも御贔屓に。

2008年9月26日

リハーサル

本番前日
立て込み装置裏県民活動センターにてリハーサル。セットの組み合わせにもたついたり、画鋲が何故か足りなかったりと、やはりありましたアクシデント。赤マジックを忘れて来たり、馬鹿棒積み込むのを忘れたりと、やっぱり続出トラブルの山。でも赤マジックについては、ちゃーんと顧問が用意していましたからね。「何でも持ってるんだよこの顧問は。良くできてるよね。偉いよね」とか、がなりマイクをオンにしたまま自慢してたら、スタッフさんに笑われてしまいました。
まぁ、それでも何とか照明作って音響レベルチェックを終えて、きっかけ稽古も一通り出来て、75分ジャストで撤収完了できました。なんと釘チェックまでできてしまいました。去年の不手際が嘘みたいです。ああ、なんて成長したんだ君達。オイラは嬉しいぞ(T^T)b。
でも、これで済まないのが上南演劇部です。明日の本番でも、きっと何かあるに決まっています。ああ楽しみ(2回目)。
食いてぇ...リハーサルを終えて学校に戻って、最後の通し稽古。キャストの全員、気合いが入ったとてもいい芝居でした。終了の合図で手が叩かれた瞬間、観ていたスタッフやK藤先生が思わず拍手していました。それ位よい出来でした。よしよし。後は明日の本番に備えてゆっくり休んで下さい。

2008年9月25日

あと少し!

本番2日前
誰じゃ!お前様...明日のリハーサルを前に、1本通してみました。昨日の稽古の後、D口に舞台に立つ心構えみたいなものを懇々と説教したのですが、今日はグッと良くなりました。オープニングの第一声だけで、夕べ随分稽古してきたのが感じられます。まだ物足りない感じは否めないものの、昨日とは別人のような出来映えでした。よしよし(^^)。
さてこうなると今度はU原に注文を付けたくなります。例の「ヤジロベエ効果」ですから、これは仕方のないこと。考えて分からなければ動いてみよう。ホラ、杏より梅が安いって云うじゃない(ちょっと違うか)。

一杯努力しようよ。自分自身もそうだけど、周りの人のために。他の人の事を思いやって考えて、他人の為に行動するんだ。そうやって、周りから信頼される人間になろう。誰からも頼りにされる人間になろう。他の人にとって、かけがえのない存在になる為の努力を重ねよう。
高校の3年間をその為に費やせたら最高じゃないか。

2008年9月24日

リハリハ2

本番3日前
凛々しい後ろ姿合宿所でもう一度リハリハをやってみました。暗転明けのきっかけとか役割分担とか、大分詰まってきたようです。これで何とかなればいいのですが、そうは問屋が卸さないのが上南のリハーサルです。きっと何かアクシデントやトラブルやハプニングがあるに違いありません。ああ楽しみ(笑)。
その後しばらくぶりの通し稽古。引退した3年生も観に来てくれたのですが、テンションが低くてノリの悪い出来でした。疲れがたまっているのかもしれません(ランニングサボってるからだゾ)。ここが踏ん張り処だ、しっかりしようよ。心の中の炎を掻き立てよう。泣いても笑っても、明明後日は本番だよ。

2008年9月23日

リハリハ

本番4日前
孤独な後ろ姿記念写真?秋分の日ですが、ツクツクホーシやヒグラシがまだ鳴いています。でも空気は乾燥して爽やかですし、空には鰯雲が浮かんでいます。いつの間にか秋になってしまいました。
午前中は、相変わらず第7場の抜き稽古。午後は体育館で、明明後日のリハーサルのリハーサル─略して「リハリハ」。大道具の立て込みにもたついたので、都合3回練習した結果、何とか15分程で立て込めるようになりました。でも、まだ遅い。10分位でパパッと作ってしまわなきゃ。他にも、暗転時のキューの手順を詰めておくのを忘れていたり、作業してない奴が手持ちぶさたにしていたりと、色々問題点が浮かび上がってきます。何より舞監が舞台を仕切れてないよ。でかい声でテキパキ指示出さなくちゃ。そして指示が聞こえたら全員が返事すること。
リハリハやっといて正解でした。リハ本番でこうだったら、何もできないで75分終わってしまう処でした。
最後に合宿所で再び第7場。D口がちょっとだけ上達。でもまだまだ...間に合うか?

2008年9月22日

狂気と苦悩と

本番5日前
女か?恨み辛みが...U原がどことなくアンジェラ・アキに似ていることに気付きました。どうしてだろうとよく考えたら、眼鏡が似ているからなのでした。
そのU原ですが、ここ数日、気持ちよく狂気を発散しまくってくれているので、下人D口の芝居もそれに引っ張られて、役柄が腹に入ったいい感じです。第6場までは大体仕上がってきたと思われますが、肝心のクライマックスがまだ全然駄目。下人が悩んで生まれ変わるシーンがポイントなのに、悩んでいるポーズだけで少しも考えていない。という訳で、このシーンの役作りの為に、ある宿題を出しました。いいかD口。コミックガンガンなんか読んでちゃ駄目だ。そんなもの没収だ。「鋼の錬金術師」読み終わったら返してやる。

2008年9月21日

一歩前進

本番6日前
仏は既に許されてある北島マヤ昨日の天気とは打って変わって怪しい雲行きです。午前中、駐輪場の片付けをしてから、午後は7場の稽古。この場のポイントはとにかく下人。とにかくD口。下人が苦悩の後に晴れ晴れと闇に生まれ換わる場面を説得力のあるものにしないといけません。もう、頭掻きむしって転げ回ってのたうち回って呻いて喚いて叫んで絶叫して、普段なら絶対にそこまでしない程感情を爆発させている内に、何だか吹っ切れて来たというか解放されてきたというか。そこで、今までの駄目出しを忘れて思うように動けと指示してみたら、これが何だかいけそうな手応えを感じます。そこで最後に通し稽古をしてみました。
苦悩のD口これがどうしてどうして、中々面白かったんです。新鮮なやり取りと表現が随所にみられて、しかもキャストたちの会話があちこちで噛み合って。何よりもU原が弾けていたことと、D口が最後まで下人であり続けたこと。そして彼の心の移り変わる様が、観ている側に届いていたこと。K山の芝居にも沢山の工夫とひらめきが感じられました。その上、途中から雷が鳴り始めて、思いがけずも舞台効果満点。当日も今日みたく雷鳴らないかしら。
後はM呂だ。早く捻挫直すんだ。というか直って下さい。

2008年9月20日

汚し

本番1週間前
タッチ!汚し台風一過で爽やかな秋晴れです。台風は地球の自転によるコリオリの力が原因で反時計回りに渦を巻くので、東に抜けると北風を呼び込むのですね(豆知識)。
午前中は合宿所で第3~4場を手直し。ちょっと思いついてあざとい演出つけてみましたが、これ後から考えたら、第1場のクライマックスと動きが被るかもしれません。うーん、困った。
午後はK藤先生も加わって、駐輪場で大道具の汚し。元々ペンキがムラになっているので不要かなとも思ってたんですが、文化祭の時A澤に「今年は手抜きましたね」とか云われて悔しかったので。今回は水刷毛でグラデーション塗装に挑戦です。コンセプトは雨漏りの染みの表現。やりすぎると嫌味ですが、熱中するとついついやりすぎてしまうのが良くないところ。でもまぁ、こんなもんでしょう。
最後に合宿所に戻って第7場を返して上がりました。D口がほんのちょっとだけ前進。遅い! もっと早く仕上がれ。来週の今頃は本番終わってるんだからな。

ノコギリを夏休みからずっと駐輪場に放置していて錆びさせて駄目にしてしまったので、「ちゃんと後片付けをしろ、もっと道具を大切にしろ」と声を荒げてしまいました。だってこれは「七人の部長」から「見送る夏」まで、全ての大道具を作ってくれた鋸なんだぞ。先輩たちの血と汗と涙が染みこんだ鋸なんだぞ。

2008年9月19日

お籠もり

それにしても、こんなに降っては...今日も今日とて合宿所にお籠もりです。「お籠もり」と聞くと、「明烏」を連想する顧問は落語フリークです。とりわけ故志ん朝師匠の「ああ、あそこはお前、霊験あらたかだよ」などは大好きですね。
さて、第3場、下人と髪の女の会話のシーンを抜き稽古。D口が少しずつ掴みかけているらしいのですが、まだ変な癖が色々あって邪魔をしています。一方U原は、笑いの演技は実に上手なんですが、泣くのが下手。「ちょっとそこで『泣き』入れてみて」と注文しても、「へあぁ~...」とか云ってテンションが下がるだけなんですね。
もうK藤先生と一緒になって、二人をいじめまくって。8時過ぎたので最後の場通しをしたら、何故かいきなり良い出来。どうしたのかと思ってよく観ると、自分の不甲斐なさにU原がベソかいていたのでした。道理で「泣き」にリアリティがあった訳です。よし、これからこのシーンはこれで行こう!
でもよく考えたら、夜中の8時過ぎに女子高生泣かせて喜んでるんですから、とんでもない奴です、この顧問は。

2008年9月18日

大変だぁ

えらいことになりました。M呂が負傷です。本人はニコニコしてますが、右足首にギプス巻いて松葉杖付いた姿で合宿所にやってきました。体育の時間にバスケしてて、右足の甲から着地して捻挫したのだとか。だ、大丈夫か? というか、君はキャストなんだが...平安時代に松葉杖はなかったよなぁ。とにかく、一刻も早く完治してね。

オープニングから2場まで抜き稽古しましたが、昨日の出来が嘘のよう。
女、もっと夢中になってテンションあげて。人の身から足を踏み外しかけた狂気をはらんで、下人を翻弄して嘲笑して。あと一歩踏み込む勇気を出すんだ。
下人、形をなぞろうとせず、共演者に意識を集中して。薄暗い屋内に腐敗した死体に囲まれて、この世の無常と己の矮小さを感じ取って。気持ちがちゃんと作れれば、台詞は必ず自分の言葉になるから。
8時過ぎまでかかって、ちょっとだけ前進。その調子。小さな一歩ですが大きな跳躍(知らないよね)。

2008年9月17日

ブレイクスルー

そうして腐ってゆく...冒頭のシーンがついに姿を現しました。やはり鍵を握っていたのは髪の女役のU原でした。下人を嘲り追い詰める姿を、吹っ切れたように狂気を思いっ切り誇張して演じることで、あれ程堅かったD口の殻をも粉砕し、思いもかけない演技を引き出してさえくれたのです。ハイテンションで密度が高く、思わず見入ってしまうような10分間でした。この芝居の稽古で初めて、「よい出来」と言える場面が立ち上がり、とても幸せな気分で上がりました。これで「掴んで」くれるといいんですが。

ただし余りのハイテンションに、U原ってば場面の終わり近くで息切れして、台詞が喋れなくなるのです。「暑い。疲れたー。もう駄目」とか云ってます。その調子で残り40分を突っ走らなきゃいけないんだ。基礎体力つけなきゃ。

2008年9月16日

静かなる男

下人が新しい生き方に目覚めた時の、晴れ晴れと笑う演技に苦労しています。当人は一所懸命笑っているんですが、何か変。肩と肘と手首と膝と背中に─つまり全身に─力が入っていて、笑った体になっていません。顔もどう見ても笑っていない。笑い声も「あ」「は」「は」「はー」みたいな。
「普段笑うことってないの?」と聞くと、「ありません」ですって。そういえば、U原とかK山とかS谷とかS石とかM呂とか、他の部員はケタケタコロコロ笑うところを見ますけど、D口のはあんまし覚えがないことに、今日気づきました。今までは単に「物静かな奴」だと思ってたんですが、実は「笑わざる男」だったのか!

2008年9月15日

先が見えてきた...のか?

♪河原雀に...どれ程の違いがあろう連休の3日目です。演劇部は毎日毎日合宿所詰めで稽古三昧。午前中は子供と下人のシーンを抜き。M呂は完全な初心者なんですが、駄目を直せるようになってきたのが素晴らしい。まだ自分からあれこれ工夫することは出来ないようですが、そんなのはもっと先でいいです。肝心なのは、直れること(日本語変ですが)。一方D口は、直されれば直されるほど出来なくなっていきます。形より気持ちから入った方がいいねお前さんは。
このシーンはどうにか仕上がりつつある手応えです。
午後は昨日ヘロヘロだったラストシーンを抜き稽古。ビデオ撮影して、管理室のモニターで自分たちの演技を確認しながら返してみました。ねぇD口よ、形だけは腕組んでるけど、お前さんのは全然考えてないでしょ? それからU原。そこは「おのれっ!」じゃなくて、「ぅおぬぉるえぇぇぇ!」なんだってば。
最後に冒頭のシーンを抜き稽古。女の不安定さを誇張してみたら、何だかちょっといい感じです。稽古に入って2ヶ月近く。長かったトンネルもやっと出口が見えて...きたのか? 本当に出口なのか? いつの間にかUターンしてて、実は入り口だったりしてないか?

...ああ、不安

稽古の最後に来て、またもやD口が小道具を折ってしまいました。いいよいいよ。また作るから気にするな。

2008年9月14日

「あぁ」

痛々しいおみ脚昨日に引き続き、クライマックス。女の「良いことではないか」を受けた下人の台詞「あぁ、確かに良いことだろう。俺にとっては」がどうしても不自然なので、そこだけ延々と小返し。2時間くらい繰り返したでしょうか。でも秩父農工科学高校のW林先生などは、他の共演者を待たせたまま、たった2行の台詞を一日中直したことがおありだそうですから、わずか2時間程度は普通のことですね。その後も高笑いの練習でD口が貧血を起こしたり。おまけに、昨日・今日と組んずほぐれつの乱闘稽古で、U原の脚は青あざだらけ。あちこちに貼られたサロンパスが痛々しいです。
最後に蛇の女と下人の絡み。「もっと冷淡に、氷のように冷え冷えとやってくれ」という注文に、自分のイメージと違うらしいK山は不満そうです。ブツブツ言いながらも、手を叩かれるとスルッと演じられてしまう処が不思議。お前は北島マヤですか。
合宿所前より望月十五夜でした。まだ地平線に近いので多少赤みがかかっていましたが、合宿所前からくっきりとした満月が望めました。ちなみに、低い満月が赤いのは、夕陽が赤いのと同じ原理によるものです(豆知識)。

2008年9月13日

パンフ完成

製本中秋大パンフ午前中は秋大のパンフ印刷と製本。本校には帳合い機と紙折り機があるので、ちょくちょく地区大会のパンフレット係に立候補するのです。
各校からいただいた原稿を上演順に並べて、袋とじ見開きになるよう左と右を組み合わせて印刷します。←ここで結構間違えがち。その後帳合い機にかけてページ順に並べ替えて、最後に紙折り機で二つ折りにします。昔はこれを全部手作業でやっていたのかと考えると、文明の恩恵って奴をひしひしと感じます。後は綴じる機械があれば完璧なんですが、流石にそこは手作業で、大型のホチキスで地道にカッチョンカッチョンと綴じて完成です。
午後は子供と下人の絡みを抜き稽古。干し肉を食べるパントマイムがあります。ありありとリアリティをもって無対象の干し肉を食べよう、美味しそうに。「加持祈祷」のイントネーションも気をつけて。
夕方からはD口とU原でクライマックスシーンの小返し。途中から買い出しから戻ったK藤先生が演出に加わって、俄然良くなってきました。K籐先生は高校演劇出身で、昔県大に出場した経験を持っています。流石、演出をつける腕前は顧問が感心する位なのです。

2008年9月12日

ヂェントルマンD口

仕方のないことじゃラストシーンの抜き稽古。下人が女の命と着物を奪うシーンです。二人が組んずほぐれつして争う必要がありますが、互いに腰が引けて遠慮がち。もっと激しく相手にむしゃぶりつけ。生への執着を剥き出しにするんだ。
ああそれなのに、本当にもう! 「あ、すみません。大丈夫ですか?」なんて、どうしてお前はそんなに紳士なんだ?
栄光のクラス1位勝ち誇る成績優良者こないだの実力テストの結果が出たようです。部長のU原、何とクラス1位の成績。学年11位です。残念ながら今の3年生には優良者がいないので、一昨年のS井以来久し振りの成績優良者です。「大したもんだ」と褒めたら、「1が並んで嬉しい」そうです。何か喜ぶポイントがずれてるぞお前は。

2008年9月11日

AKK

髪の女の芝居が、どうも綺麗すぎて物足りません。U原は、綺麗な演技させれば上手いんですが、どうせ羅生門の二階で腐りかけた死体の髪を抜いている女ですから、あんまし上品に綺麗に健康にやってもしようがないですよね。勿論、今までそんな風な演出つけちゃってたこっちにも、大いに責任はあるんですが。それでも、下人の方がちょっとずつ上達してくると、今度は女が物足りなくなってくる訳です。それに、そろそろ今のパターンにも飽きてきたし。
そんな訳で、もっとあざとく(A)、臭く(K)、濃く(K)やりましょう。足りない分を水増しするより、やり過ぎを削る方がいい結果がでるから。拡大コピーより縮小コピーの方が仕上がりが美しいでしょ。
だからAKK、AKK。

2008年9月10日

ブレーキ離して

アクターズスタジオのインタビューにスピルバーグ監督が出演したとき、「貴方にとって演技とは」と問われた御大はただ一言、「勇気(bravery)」と答えていました。折に触れてその意味を考えているんですが、多分それは「失敗を恐れないこと」と「思い切って自分をさらけ出す覚悟を持つこと」なんじゃないかと思います。稽古場で、常に同じような演技しかできなかったり、一見綺麗に見えて迫力がない演技しかできなかったりするのは、多分その「勇気」がないから。

問題点を洗い出すために通してみました。通した事で、見えてきたことが一つ。それは...格好良くやろうとしすぎること。特に2年生。上手くやろうとしすぎてる。小器用にまとまってしまって面白くない。もう一歩踏み込んで欲しいところでブレーキがかかっているよ。どうせ我々は大して上手くもないんだから、もっとあざとく、臭く、濃くやりましょうよ、思い切って。それが多分、己を「さらけ出す」演技への最短距離なんじゃなかろうか。
あ、もう一つ。1年生。動きや喋り方に固執するな。1つのシーンには色んな演じ方があるんだから。稽古の度に色々工夫してみてご覧。やってみて「どうも違ったな」と思ったら、変えりゃいいだけの話なんだから。「失敗を恐れない」で。

2008年9月 9日

イメージ

大きいだろう文化祭の代休が終わって、今日から稽古再開です。普段の稽古場は床がコンクリに板を張ってあるだけで堅いので、U原などは膝や脛が青アザばかり。だから今日から、畳がある合宿所を使うことになりました。
一番弱いシーンとして、M呂とD口の1年生コンビのシーンを2時間ほど返してみましたが、どうもいけない。二人とも実に素直で、云われた通り直そうとして健気に頑張るのですが、ただ駄目出しの通りに形をなぞっているだけなのです。しかもそれを繰り返すこともできない。それに、二人ともすぐに素に戻ってしまって、演技が持続しない。台詞のやり取りがすぐに途切れてしまう。
K藤先生と二人でどうにかしようと色々やってみましたが、云われれば云われるほど混乱するらしくて、ますます形をなぞるようになってしまいます。ウーン、困った。
多分、問題ははっきりしています。それは自分の役のイメージが無いから。「こんな感じでやってみよう」という芝居の手本が見つからないから。だからどうしていいか分からない。
とりあえず普段から、周りの人間をよーく観察しなさい。それからTVドラマでも映画でも沢山観なさい。できれば生の舞台が一番いい。そうして色んな動きや表情や喋り方をストックすること。ただしこれは即効性がないから、今度の大会には到底間に合わないけどね。
後はひたすら会話に集中すること。5分間自分の役にのめり込んで、脇目もふらずに没頭すること。それなら出来るだろ。てか、やらなきゃ駄目だい。

2008年9月 6日

七人の侍

文化祭が終わって帰宅してから、BSで「七人の侍」を観ました。云うまでもなく日本映画の金字塔。まさに大傑作。奇跡のような作品です。
リバイバル上映をこの目で観たのが確か30年位前だったでしょうか。途中休憩の時、前の初老のご夫婦が「みんな若いわねぇ」と嘆息していたのが印象に残っています。でも、勝四朗役の木村功さんは当時30歳位で、しかも既婚者だったんですね。それが元服前の若侍役ですから奥さんも呆れていたとか。

文化祭2日目

文化祭2日目
あの時俺の天秤は...ありがとうございました!今日は一般公開日です。外部のお客さんを相手に午前の部と午後の部と、2回公演を行うのが恒例。午前の部ではまだ堅さが目立つものの、昨日よりはいい動きで、特に下人が女の着物を剥ぐシーンには迫力がありました。午後の部は顧問は巡回があるので途中までしか観られませんでしたが、K藤先生によると結構いい出来だったとか。どうやら秋大に繋がる可能性を見いだせそうな手応えを何とか手に入れることができたようです(←自信のなさが回りくどい表現に表れております)。
それにしても、拙い私たちの芝居に最後までおつきあい下さった皆様方。本当にありがとうございました。深く御礼申し上げます。
よいしょよいしょ4時から会議室の撤収です。手際が悪いながらもどうにかこうにか、7時半には全ての作業を完了しました。それから3F多目的室で反省会。多くの課題を残した文化祭公演でした。解決できていない問題も山程あります。しかしながら、それをあきらかにできたという点で、この公演は貴重なものでした。一つ一つ片付けて、我々の芝居に更に磨きをかけ、完成度を高めてゆきましょう。秋大まであと2週間ちょっとです。

反省会の後、D口が言いました。「全国大会出ましょう」
いいねぇ、志が高いのは大好き。そうとも。

でもその前に地区大会だ。もっとお客さんに喜んでもらえる芝居を打つんだ。今よりもっと魅力的な舞台にするんだ。客席を釘付けにするような演技を見せるんだ。その為にはまず、お前が一番上達しなければならないんだ。わかってるかぁ? D口よ。

2008年9月 5日

文化祭1日目

文化祭1日目
死人は何も悪さをせぬ記念撮影文化祭の初日は校内公開で、公演は本校生徒・職員が対象です。開会式の出し物アピールが効いたものか、用意した座席―といっても40席程ですが―はほぼ満席。途中、D口もU原も台詞を忘れて、セットの陰でそれとなく台本を確認するようなアクシデントがありましたが、どうやらエンディングまで舞台に大きな穴を開けることはありませんでした。しかし、流石に危機感に駆られて、またもや8時過ぎまで稽古稽古です。
な、何を云うか!まぁ、台詞を忘れることはあり得ることなので仕方がないとして、問題は、いかにして張り詰めた緊張感を醸し出し、それを持続させるか。お客さんを巻き込んで息を呑ませるような迫力を引き出すか。登場人物の会話が成立し始めてきているので、今後の課題はこの辺りにありそうです。

2008年9月 4日

ゲネプロ

明日が文化祭
パーライトミキサー昨日やり残した照明の仕込みをしながら、照明担当と音響担当はそれぞれレベルチェックなど。これらが終わったのが11時。今回は手に入れたばかりのパーライトとミキサーを使ってみることにしました。「人間未満」の音響役だったT柳が覗きに来て、しきりに羨ましがっています。いいだろう。
それから会場の片付けやら開会式のリハーサルやら。これが全部3時には終わっていたのに、何故ゲネプロ始めるのが6時になるんだ? 一体我々は、時間を何処に置き忘れているんだ?
照明Cue確認抜いておったのじゃゲネプロ終わって、とりあえず動きのあるシーンとラストシーンを中心に、気になったところを大急ぎで修正。本番前の緊張感からか、加速度的によくなってきます。M呂やK山のシーンとか、後半の下人が転落/覚醒するシーンとか、直したい部分がまだ一杯ありますが、9時を回って(!)しまったので、お開きとしました。
いよいよ明日から本番です。

2008年9月 3日

会議室設営

文化祭まであと1日
窓目張り暗幕で大黒幕今日・明日と、全校あげて文化祭の準備。演劇部はもうすっかり恒例の会議室公演です。後ろのロッカーを各種の資料ごと撤去して(これが結構重労働)、窓をベニヤで目張りします。ここまででもう3時回りました。その後で、照明機器や音響機器の搬入と3F多目的室の片付けと何やかやの雑用と。会議室の後ろに大黒幕のつもりの暗幕を吊って、大道具を搬入したのが5時。立て込みに思いの外手間取って、終わったのが6時でした。この辺りは、あと2時間ほど短縮出来るはずなんですが、要領が悪いです我ながら。
立て込みミーティングさぁ、それから音響の仕込みと照明の仕込みですが、ケーブルの配線をできる者が一人もいない。もう何度も同じ作業繰り返してるんだから、そろそろきちんとマニュアル化しておく必要があります。特に調光卓の設定がよく分からなくて、配線のめどが立った時には8時回ってました。駄目ですね、こんなこっちゃ。
明日は朝一で仕込みを終えて、終日ゲネプロの予定です。
さぁ、ここが正念場。踏ん張り処。天王山もしくは天下分け目の関ヶ原です。


...あぁ、不安

2008年9月 2日

通し2回目

文化祭まであと2日
午前中は全学年模擬試験とか課題テスト。午後は文化祭の準備期間です。顧問は空き時間を縫って小道具製作のお手伝い。思わず作る喜びに夢中になって浸ってしまいました。こういうの大好きなんですが、あんまり顧問が手を出してもなぁ。ああ、今年卒業したA澤の抜けた穴は大きいです。その穴はポッカリと巨大です。カムバックA澤!

放課後は、いよいよ通し稽古です。合宿の2日目以来ですからまだ2回目です。そして出来はヘロヘロです。何と云っても緊張感が足りません。通し中なのに、しかも深刻な場面なのに、キャストの表情が可笑しいからなんて理由でケタケタ笑ってちゃ稽古になりませんね。第一、まだ完全に台詞が入っていない。オイオイ、あと2日しか無いんだよ。

2008年9月 1日

青春舞台2008

始業式の後、生物室で「青春舞台2008」を視聴。あぁ、あの舞台を再び観られるなんて、なんて幸せなんでしょうか。
新島学園高校さんの「りょうせいの話」、またもや笑えました。あの間の良さは、おそらく大変な積み重ねの賜なのでしょう。三刀屋高校さんの「暮れないマーチ」では、切ない物語に胸を絞られるような気持ちにさせてもらいました。双子ちゃんは姉妹だったんですね。あの役は「シャイニング」のオマージュかしらなんて、副顧問のK藤先生と映画好き同士で話したり。岡谷南高校さんの「オイディプス」のラストを観て、得心が行きました。なるほど、ああいう風になるのか。ショッキングでとても上手い演出です。感心しました。
そして、やはり青森中央高校さんの「河童」は素晴らしい舞台でした。観終わった時、U原が拍手してましたね。桐生で一度観たのに。ていうか、TV画面なのに。でも、その気持ちはよくわかります。これは10年に一度位の大傑作じゃないかしら。
全国大会では遠くてよく分からなかったんですが、ミナミ役のミナミさんの目の演技の凄いこと。とてもよい声をしてらして、しかも存在感があるので、当日K藤先生と二人で感心してたんですが、それにしても近くで見るとあれ程の迫力があったとは。背筋が凍るような思いでした。これはTVカメラのおかげ。ただ一つ、ラストの転換がよく分からないのが残念でした。あのシーンはカメラを引いて、舞台全景を見せるべきだったと思います。
それにしてもこうなると、他の舞台もまた観たくなります。聞くところによると、以前は全国大会の舞台は全部放映していたとか。全部放映して欲しいなぁ。部員の皆さんのインタビューとか抜きでも我慢するから。

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